テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

VTuber可憐ちゃん爆誕と「VTuberオワコン」じゃなかった説

シスプリ」チーム何やってんの(笑)

 まー、ね。オヂさんも一応知ってるわけですよ、シスプリ。正式には「Sister Princess」。花穂ちゃん可愛いとか、咲夜ちゃんべったりし過ぎとか、俺の妹はさすがに「兄君様」って呼ばねえよ、とかね。俺に妹がいるから、現実と重ねちゃうわけですよ、シスプリ
あのプロジェクトは設定面で「いろいろ無理しすぎたな」と。

妹じゃなくて「従妹」か、妹でも「義理の妹」と最初から設定していれば、アニメ化の際も ちょっとは違和感なく...。

ああ、そういう愚痴を語る場じゃなかった? 失礼しました。

で、アニメ版「Re Pure」が放送されて、それから音沙汰もなく、「シスプリ」はプロジェクトとして終焉したのかと思ったのですよ。某「俺が好きなのは妹だけど」のアニメ第一話に出てきた時も、「同じ妹キャラが登場するから、いわゆる回顧ネタで出してきたんだろう」って思ってた。電撃祭でステージイベントとして復活しても、「一時的なものだろう」って思ってた。

「可憐ちゃんバーチャルキャラクター化」は予想外だわ。

sister-princess20th.com

シスプリ」チーム何やってんの(笑)。こんなプロジェクトが裏で動いてるんだったら、もっとまめにチェックしておくべきだったよ、くそう。全国に存在するはずの「可憐ちゃんファン」の皆様ごめんなさい。毎週月曜日更新予定の生放送は視聴できないけど、Youtubeチャンネルに登録をして、アーカイブを他のVTuber「以上」にチェックしておく。ごめんね、可憐ちゃん。

それにしても可憐ちゃんって、他の妹たちを含む人前では「好き」という感情を出さないだけで、意外と大胆なことをやる子です。期間限定でアニメ第一期が順次公開中(この記事を書いてる時点で)なので、見ておくといいです。当時は酷評されたそうですけどね。第十話ではビキニを着用してるけど、第12話(鈴凛が造った潜水艦が故障して遭難し、コテージにたどり着いた後)では、少なくとも上半身をカーテンを割いて作った布で隠しています。さらに第十四話では、「可憐が迷子の子猫になったら助けに来てくれるか?」と質問し、お兄ちゃんが「そりゃあ心配だから」と答えた次の瞬間に抱きついています。「ブラコン」じゃなくて、「恋愛感情」じゃん。

「お兄ちゃんと二人っきりでいたいの!」とか「お兄ちゃんには私の方を向いていてほしい」とか、今見返すと可憐ちゃんも普通じゃなかった。咲夜ちゃんや春歌ちゃんはまだ感情を表に出すからマシな方だった。「現実世界にいる俺の妹は、お前と同い年になったら『お兄ちゃん』どころか別々に寝るようになったぞ」って、この場でお説教してやりたい。

いや、もうそれはどうでもいいです。

架空のキャラをVTuber化する際のパラドックス

ameblo.jp

論点がずれてたらごめんなさい。

可憐役・桑谷夏子さんがご自身の上記ブログ内で「中の人問題」について言及しておられる。「あのキャラの中の人はいったい誰だ」って詮索された際に、一種の矛盾みたいなのが起きるっておっしゃるのです。

元の作品群「Sister Princess」があって、そこに「可憐」というキャラクターがいる。一方で、「VTuber可憐」はアニメ版(もしくはゲーム版)の可憐ちゃんのバーチャルキャラクター化であり、中の人は可憐ちゃんってことになる。だけど可憐ちゃんは現実世界に存在しません。なので「架空のキャラが架空のキャラを演じる」という、劇中作のキャラクター版をやることになります。現行で活動しているVTuberでこんな設定がある人、いないんじゃないかなあ? 「もしかしてそこをツッコまれないための解決策?」と疑って、もう一度アーカイブ配信を見てみると、見方が変わるかもしれません。あるいはそ単に桑谷さんがヘッぽ...いや、ヘッポコばかりやってるのは俺だっツーの(泣)。

www.youtube.com

個人的にはそんなこったぁどうでもいい。

VTuber可憐ちゃん=アニメ版等の可憐ちゃん=桑谷夏子さん

でいいじゃん。あるいは可憐ちゃんの転生先が桑谷さんとか。

 (中身は成長しただろう)可憐ちゃんの本音として見れば、「お前、そんなこと考えてたんかい!」とツッコみたくなるし、桑谷夏子さんの本音として見れば、「可憐というキャラの特徴をそこまで掴んで演じてたんだ」ってうなずくし。

「バーチャルキャラクター化」で過去作の人気、復活?

今回のVTuber可憐ちゃん爆誕は、VTuber界に後々ジワリと影響を与えるでしょう。というのも、バーチャルキャラクターという形で、過去作のキャラクターが今後復活する道筋が作られたからです。昔はキャラクターに動きを付けるとなるとアニメ以外に手はありませんでしたが(昔の話でごめんね)、今は専用のソフトが登場したことにより、一つのイラストをパーツごとに分離すれば動きを付けることができます。いい時代になりましたねえ。

バーチャルキャラクター化するにあたり、版権以外で乗り越えるべき点があるとすれば、先ほど桑谷さんがブログ内で言及しておられた、「架空のキャラが架空のキャラを演じる」問題。「俺(私)、○○なんだけど、VTuberでなら動画という形で会えるから」って、ネタとして取り込んでしまえば違和感もくそもなくなると思うのだけど、どうだろう? あとは実際に演じた声優さんのスケジュール(笑)。むしろ問題となるのは今ならそっちかと思います。

とにかく、VTuberは一部で言われてるような「オワコン」じゃない。参入のハードルが下がって群雄割拠の時代になったのだと思います。さて、そんな群雄割拠の時代に、可憐ちゃんは今後どんな配信をするのか? そして桑谷さんは可憐ちゃんという体を借りて、今後何を語るのか...? それともまさか二人目の妹VTuber化とか? だったら俺は「兄君様」って呼ばれたいです。春歌ちゃんカモーン、っておっさんのキモイ発言を最後に、本記事を締めくくらせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。