テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

2年足らずで「崩壊」した「加茂川マコト」と出町商店街の蜜月関係

平成23年度、24年度の継続事業として、京都府「京の商店街一押し推進事業」補助金の適用を受け、萌えキャラによる商店街活性化実験事業に取り組んで参りましたが本事業年度を持ちまして終了となりました。
保留となっておりました出町商店街様との契約の件について(ことまきプロジェクト公式サイトより)

はぁ?

出町商店街振興組合では、平成23年度より萌えキャラクター「加茂川マコト」を活用した商店街活性化実験事業に取り組んで参りましたが、このたび、一定の定着を見たことから、当商店街専属キャラクターとしての契約を本年度限りで終了することといたしました。
出町商店街萌えキャラ事業について(出町商店街公式ブログ「出町.jp」より)

何言ってんだこの人たちは。
実は「加茂川マコトことまきVersion」が出た時点で「気づけ俺」だった。情報を集めるうち、#(しゃーぷ)氏のブログ「#の唐倶利ブログ」に経緯のまとめ記事があり(該当記事)、その記事中のリンクから加茂川マコトtwitter過去ログ(該当ログ)へ飛ぶと、そこにはとんでもない迷走劇があった。もはや私には理解不能。理解不能、りかいふのう……。


こんな終わり方はことまきプロジェクト・出町商店街双方にかなり深刻なダメージを与える。「実は京都府補助金事業が終了し、商店街単独では支えきれません」……ならば金銭的理由ときっぱり言い切ればいいのである。それを言えばファンから何らかの「前向きな」反応が起きたはずだ。しかし加茂川マコトや(公式宣伝担当とされる)琴巻舞のtwitter上での発言は金銭的問題とは全く違うところ。というか契約上のトラブルとしか受け取れない内容である。これでは「萌えキャラ」ではなく「単なるイタい発言をするキャラ」に成り下がる。アイドルグループなら人気失墜、所属事務所側も相当の痛手を被るところだ。

双方共に「萌えキャラ」を軽く扱っているのか? 柳ヶ瀬商店街のマスコットキャラクター「やなな」を見よ! あの潔い身の引き方を! 契約上のトラブルでも金銭的な問題でも人気失墜でも、単なる立ち消えでもなく、まだ花のあるうちに引退。それも昨年7月にわざわざ引退会見を開き、さらには今年3月に柳ヶ瀬商店街での引退イベントまで用意している。「きれいな花道」だ。ここまでやれとは言わないが、せめて終了の真相だけでもはっきりさせろよ、おい。
http://www.ustream.tv/recorded/23770764
今、萌えキャラとかゆるキャラとか使って自治体がいろいろやっているけれど、最終的な目標地点ってちゃんと決めてやってるんだろうか? 嫌な予感がする。「萌えキャラやゆるキャラ、次々と『引退』」なんて記事が一般週刊誌にまで出たら日本終わっちゃうだろ……などと妄想を具現化したところで本日の記事は終わり。ところで明日いよいよ一宮・真清田神社で「コスプレ豆まき」が行われます。さて行こうかなやめとくかなと思ったり思わなかったり。