テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

名古屋まつりの山車巡行、今年は二回

金あるなぁ名古屋市は。

名古屋まつり60回記念特別巡行、「宵の山車揃」が始まりました。現在この記事は山車の待機場所付近で書いていて、これから宵の曳き回しに向けて引き手の休息と提灯の取り付けが行われる予定です。
12時30分に家を出て、この時間だと「東照宮付近かなぁ」って予測して向かったら既に西区の三両がいました。その三両の動きを追って付いていったらこんな風景が繰り広げられました。


見てるほうは楽しいんだけどね、よく考えてみたら「よく金が集まったな」って思った。だって山車を出すのにタダって訳にはいかないでしょ? 曳き手など山車保存会関係者に飯とソフトドリンクと酒の一つは提供しなきゃならない。お囃子の子達には巡行が終わったら菓子ぐらいあげなきゃいけない。交通規制は? 警備員も雇わなきゃ。それら費用って誰が出すんですか? しかも今年の名古屋まつりは、この宵の曳き揃えと明日大津通で行われる山車揃と二回ある。
昨年、「2013-02-09 - 鉄道旅行とは、巡ること」で、こう思いっきり言ってやりました。

河村市長は「京都の祇園祭のように名古屋祭を名古屋のシンボルにしたい」と言っているんです。毎年やるつもりなんですよ。そこへさらに山車復活? SL購入? 大声で言ってやる。そんな金、名古屋にはありません!

もう一度言うけど、見てる方は楽しいんです。でも運行にかかる経費を誰が出すのかといったら結局名古屋市民なんですよね。だからきっと今回の「宵の曳き揃え」に関して疑問符をつけた人もいたと思う。そんな中での開催、果たして後で市長にどんな苦情が来るのやら、などと考えていたら今も見に来る人が結構いて、これじゃオチも付けられないよ……などと今回も変なオチをつけたところで本日付記事はお開き。さてこれからどうしようかと考えたんですが、やはりここは久屋大通公園に戻って、フードパークで名古屋の地酒を飲んで、それからまた戻ってこようかと……ってやっぱり飲むんかい俺。