「秋の新○○」＝「秋のコンビニ新商品ラッシュ」

今週のお題は「秋の新○○」ですか……。秋と言えばコンビニ新商品ラッシュ。メーカー側の「需要を喚起したい」という意図はよく分かります。でも配送倉庫で働いている側からすれば、
「いや、もうマジで勘弁して。いっそ出してくれない方がいい！」
なんてのが殆どなんですけどね。
特に
たった３ヶ月分しか出さないビールやドリンクとかね！
まぁ花火や雑貨は「季節を狙って出さないと意味がない」ので仕方がない。花火や制汗シートなんて夏以外に売れるわけないしねー。しかしそれ以外で「これ、出す意味はあるの？」なんて疑問符を付けたくなるものが多すぎる。　え、缶にオリジナルデザインを施しただけ？　梨汁飲料にふなっしーの絵柄？
そういう安直な発想はやめろ、このク○○郎共が！　

コンビニの配送倉庫で半年も勤務すればよく分かる。コンビニの商品って在庫棚から消えるのが早いんですよ。最初はパレットに積まれたままそこから直接出荷されたのが、次の週には別の場所に降ろされて積み上げる数が減らされ、翌週にはまた別の場所に移動してさらに減らされていく。それだけあれば「一日分の出荷数に対応できる」ってことです。そしてそういう動きをする商品を見る度、「何の意味があったの？」って本当に泣けてくる。商品を移動するのは社員であり、我々派遣労働者ですから。２３アイテム分を３時間で移動させる状況をよく考えてみてくれって言いたくなります。それこそ最悪の場合、五十メートルはある棚の一番端から端へ……いやもういいです。

だいたい今はそれ以前の問題だってのに未だにそんなことしてるんですか？　消費税「減税」に加え、給与が上がらない限り高価格帯の商品に誰がおいそれと手を出しますか！　やるなら完全に違う味の商品を一円でも安い値段で出してくれ。例えばこれがコンビニでの売価の半額で買えるならみんな飲んだかもしれないけどねー、サッポロビールさん。などと意味不明のオチをつけたところで本日付記事はおしまい。
ところで「秋の新○○」といえばバンプレスト「一番くじ」も新作ラッシュだなぁ……また早出かよ。