テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

最終段階へ動き出した「福井鉄道とえちぜん鉄道の相互乗り入れ」

 福井鉄道の村田治夫社長とえちぜん鉄道の豊北景一社長が21日、福井県庁を訪れ、西川一誠知事に両鉄道の相互乗り入れを3月27日に運行開始すると報告した。両社長は県の支援にお礼を述べた上で「生活圏の異なるお客さまが、電車1本でスムーズに行き来できる。使いやすいダイヤで乗客数を伸ばしていきたい」と決意を示した。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/87977.html

私のはてなブックマークb:id:tetsumogura)にもリンクしたのだが、いよいよ福井鉄道えちぜん鉄道の相互乗り入れが最終段階に入った。きちゃったんだねー。あの記事を書いてから7年? やっぱり「沿線住民の『乗って残せ』が全てだった」と。
当時何を書いてたかはまぁ[id:tetsumogura:20081230:1230656832]を見て頂いて、思いっきり「バカかお前は」と某巨大掲示板上でディスってもらうとして、だw。あの当時はそんな状況だったから、「『来年一杯で福武線廃止」だけはやめてくれよ」などと締めくくった。けれど実際には存続どころか田原町駅で一部区間が繋がる。やっぱり「沿線住民の『乗って残せ』が全てだった」と。
結局、必要なものは残る。岐阜から路面電車が消えたのも、実は市民の誰も必要としていなかったんじゃないか、と。樽見鉄道が何だかんだと言われても残ってる理由って、誰かが必要としてるからじゃないですか、と。コンビニもそうですよねー。結局さー、利用者が見込める幹線道路沿いや繁華街、住宅地内あたりは残るけど、競合する他社の店舗が近くにあるところとかは潰れるよねー、と。いやそれは関係ないか。
それはともかく、この先双方の路線で何が起こるのかは私には分からない。だって住民じゃないし「えせテツ」だもん。少なくとも、よほど沿線人口が減らない限り廃線はないと思う。雪の多い福井県内でバスの定時運行が望めないことは、旧京福線列車衝突事故の後に起こった一連の事態が新聞の記事にまでなったほどだし*1、流石に二度とやらんだろう。まぁ何だ、やっぱり「沿線住民の『乗って残せ』が全てだった」ですわ。などと球場の外からしつこく大声で繰り返したところで本日付記事はお開き。
ところで2月13日(予備日:2月20日)、manacaシステムの一部切り替えが行われるようです。詳細はhttp://www.manaca.jp/info/pdf/20160115.pdfを見ていただくとして、ついでにいい加減、カード発行会社の統合もしたらどうなのよ?

*1:国土交通省公式サイト内pdfファイルhttp://www.mlit.go.jp/common/000056278.pdfに記事画像あり