テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

能勢電鉄における「萌えキャラヘッドマーク掲示」が、今後いい影響を与えることを願う

まずは最初に一つ。
「京阪京津線山科〜四宮間の線路を一部の地元住民が『抜け道』に」……本当に今更のことか? - 鉄道旅行とは、巡ること」で、京阪大津線の一部駅間線路を一部の地元住民が道路代わりに使用している、と書いた。これに関して京阪大津鉄道部が運営する「keihan-o2.com」で、線路内への立ち入りをしないよう呼びかけるお知らせが掲示された。この記事を書いた時点で、その文面はkeihan-o2.comの「お知らせ」からpdfファイルとして閲覧できる。
京阪大津線公式サイト「keihan-o2.com」トップページ:http://www.keihan-o2.com/
線路立ち入りは「例え電車が来ないと分かっていても」大変危険である。是非ともやらないようお願いする。


さて本題。鉄道ニュースサイトではもうしっかり出ているのだが、能勢電鉄が運用する列車の一編成にだけ、萌えキャラ仕様のヘッドマーク掲示されているそうだ。情報の発信元は当の「萌えキャラ」公式ツイッターアカウントで、能勢電鉄公式サイトの「ニュースリリース」には情報が見当たらない。探し方が悪いだけとか……? まぁこの記事とはあまり関係が無いので深くは追求しない。ツイートに返信して「追求」しちゃったけどねー(^ ^;)。

「木勢るり」twitter公式アカウント内当該ツイート:
https://twitter.com/kise_ruri/status/608553905291546624

それはおいといて、だ。
今回のヘッドマーク掲示は、能勢人形浄瑠璃鹿角座公演が6月末に控えているので、それの宣伝をするためなのだろう。ヘッドマーク掲示依頼はどこが出したのかは全く分からない。が、掲示に対して許可を出したのは「阪急阪神ホールディングスのグループ会社」である。これ結構重大なことだぞ。
能勢電鉄における「特製ヘッドマーク掲示」はこの先、特に「萌えキャラで町おこし」プロジェクトを立ち上げる、あるいは運営中の団体にとって、一つの好例になると思う。つまり、沿線自治体の観光資源を宣伝することが目的ならば、例え大手企業グループの傘下企業であっても萌えキャラを活用した宣伝方法を認めることがある。
「自社あるいはグループ企業の所属」という設定を持つ萌えキャラを誕生させ、自社あるいはグループ企業の宣伝に活用する事例は多数ある。アニメや漫画、小説、ゲーム、あるいは雑誌の宣伝目的で「萌えキャラ」が登場する事例も多数ある。しかしそれ以外、すなわち「自社とは直接的な関係がない他企業や他団体所属の萌えキャラ」とタイアップしたり、あるいは宣伝することを認めたりする事例は数が少ないように思う。能勢電鉄の事例が同様のPR方法を考える各沿線自治体に、いい意味で影響を与えることを私は願っている。沿線自治体の観光PRが目的なら、別にゆるキャラだろうが萌えキャラだろうが関係なしにもっとタイアップしてもいいんだけどな……などと今回だけはまともな締めくくりの仕方をしたところで、本日付記事はお開き。
ところで先日、「知多娘。」半田酔子役福山晴花さんの誕生祭が盛大に行われたそうだ。
http://chitamilk.blog.jp/archives/1030869168.html
投稿日がおかしなことになっている件はスルーして、「国盛・酒の文化館」を貸し切って開催したのかよ、「酔」子なだけに……。