テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

青函トンネルを抜けて本州側に来た「H5系」を、今別町民は両手を上げて出迎えていいものか?

 2016年春に開業する北海道新幹線の新型車両「H5系」が7日早朝、走行試験で北海道から初めて本州入りした。到着した建設中の奥津軽いまべつ駅青森県今別町)では町民ら約70人が手を振り、初入線を歓迎した。

http://www.asahi.com/articles/ASGD74K1PGD7UBNB00M.html
朝日新聞DIGITAL2014年12月7日付より転載)

というニュースが報道された。今別町では事前に「試験車両への歓迎お手振り活動」に参加する小学生を募集していたそうだ。
http://www.town.imabetsu.lg.jp/out/dl.php?no=526)まぁそれはどうでもよろしい。私が気になるのは、「この駅の線路配置」だ。
Yahoo!ニュースに提供されたTBSのニュース映像では、関係者が万歳三唱しているホームの向こう側を試験車両が通っていくのが分かる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141207-00000005-jnn-soci
ところが「畑の記録: ツール・ド・東北 2014に参加してきました! その4」にアップロードされた画像を見ると、線路は三本通っている。「津軽今別駅 - ニコニコ大百科」でも新幹線側は「間に下り通過線を挟んだ二面三線となる予定」と書いてある。上下共に待避線があるわけじゃないのかよ……。
本線の両側に「通過列車をやり過ごすための」待避線があり、上下線ともに後続の通過列車をやり過ごせる線路配置であれば、奥津軽いまべつ駅に停車する列車も設定しやすくなる。が、通過線が一本だけとなると、上り下りのどちらか一方は「通過する列車」が多くなる。あるいは上り下り両方とも、という可能性もあるが(今は考えないことにしよう)。
着工し線路が完成してしまった今、外部からとやかく言うのは論外だ。だが作った以上、何としてでも「利用してもらえるように」有効な乗客誘致策を取らないと、建設費用が自治体の、いや、町民に税金としてこれから数十年……などと書いた所で本日付記事はお開き。ところで先日日曜、名古屋おもてなし武将隊の演武を見に名古屋城まで行ってきました。もうどなたかが午前及び午後演武の様子をアップロードされているので詳しくは書かないけれど、集まった観客の数を見て、名古屋おもてなし武将隊すげーなー、と思った次第。