テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

モンキーセンターの運営主体が京大主導の公益財団法人に変わるって本当ですか?

 世界最多のサルを飼育する動物園・日本モンキーセンター(愛知県犬山市)が、4月から京都大が主導する新しい公益財団法人の運営となる。近接する京大霊長類研究所と連携し、展示に加えて研究拠点としての充実を図る。同じ敷地内で名鉄が経営する遊園地・日本モンキーパークからは運営が切り離される。京大が近く正式に発表する。
中日新聞:モンキーセンター新体制 名鉄色薄れ 京大主導に:社会(CHUNICHI Web) 中日新聞:モンキーセンター新体制 名鉄色薄れ 京大主導に:社会(CHUNICHI Web) 中日新聞:モンキーセンター新体制 名鉄色薄れ 京大主導に:社会(CHUNICHI Web) このエントリーをはてなブックマークに追加

十年、いや最低二十年以上は「モンキーセンター」という施設に行っていない。直通するモノレールが廃線になったので、お客がかなり減っているんだなぁとは薄々感じていたけれど、まさかセンターの運営が「赤字」で、財団の資金を取り崩したり名鉄から寄付もらってたりしてたとは。今後施設はどうするんだろう? 赤字続きのセンターを京大が貰い受けて、果たして集客に繋げる何か秘策でもあるのか? 名鉄は赤字を口実に京大に運営自体を丸投げするだけじゃないのか?

そもそも、動物園は展示の方法をうまく考えるか、ツアー客を積極的に受け入れるか、国内ではあまり飼育されていない珍しい動物を買い入れるかしないと、客がやってこない。生命を扱っている以上、遊園地みたいに人気がないから別の動物と入れ替え、なんてことは簡単に出来ない。旭川動物園はそれを乗り越えたからあんな人気施設になったんだ。日本モンキーセンターの関係者は今後についてどう考えているんだろう?
少なくとも私はこう思っている。京大が運営に関わっているのなら定期的に研究者が直接猿の生態について解説すべきだ。研究が忙しいとか、そんな理由はどうでもいい。世間一般へ発表する場はそこにある。

最近行っていない奴が語るのは「アウト!」って言われるだろう。でも言いたくなる。飼っているサルは施設が潰れたらどこに戻すんだ、と。本日付記事はここまで。ほんと、どうするんですかねぇ?