テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

電車のエアコン吸い込み口から火花?

12日午前9時40分ごろ、名鉄名古屋本線の栄生(名古屋市西区)―名古屋(同市中村区)間を走行中の岐阜発豊橋行き急行列車(6両編成)の車内で、天井の空調用吸い込み口から火花が出たため、乗客が非常ブザーを押した。名古屋駅で確認したところ、吸い込み口にすすが付いており、下にいた乗客の愛知県稲沢市の女子学生(21)が頭に軽いやけどを負った。急行は名古屋駅で運転を打ち切った。
中日新聞:名鉄車内で火花、運転打ち切り 乗客の女性やけど:社会(CHUNICHI Web) 中日新聞:名鉄車内で火花、運転打ち切り 乗客の女性やけど:社会(CHUNICHI Web)

というニュースを知って、「系列は?」と調べに行ったのは似非テツの悲しい性。いやいや、大学生のやけどが後遺症として残らない事を祈る方がまず先でしょうが俺。
言っちゃ悪いけれど何が起きてもおかしくない。名鉄におきましては、昭和後期に設計された車両が未だに走っております。6000系というんですが、これがまだワンマン運転区間とか瀬戸線とかに残ってる。
http://www.meitetsu.co.jp/densha/list/detail/1174500_1203.html
4月の頭には瀬戸線に転属した6000系全車両が引退し、そろそろ系列全編成の廃車も近いのかな。と思っていたらこのニュースがあって、これで廃車の時期が早まったか南無阿弥陀仏と手を合わせかけたんですが……。「NNNニュース24チャンネル」のニュース映像(http://news24.jp/nnn/news86218250.html)を見て目を疑いましたよ。「異常が発生した車両」と報じられたのはステンレス車体赤帯の車両。平成16年に第一編成が投入された比較的最新に属する系列、3300系だったのです。付いている空調機器名鉄初の集中式空調装置、東芝製RPU11020です。Wikipediaの記事が正しければ、ですけどorz。
http://www.meitetsu.co.jp/densha/list/detail/1174499_1203.html
それはともかく、火花が発生した原因を名鉄側は、「空調機器のアース線に過電流が流れ、線が溶けて火花が発生した」と見ているようです。アース線に過電流が流れ、車内に「落ちる」ほどの酷い火花が出たということは、機器「内」に問題が見つかるでしょう。架線とパンタグラフとの間に生じたスパークを吸い込んだか、それとも回路自体に、いやいやそんなことになれば東芝製の同一モデルは全部「リコール」になっちゃいますよ、どえらい事ですよあんた。この事故は原因解明までちょっと追ってみないと時流に乗り遅れそうで怖いです、と変なオチをつけたところで本日付記事はおしまい。ところでその名鉄ですが、3月17日に実施予定のホームページリニューアル後より、名鉄電車と名鉄バスのダイヤや運賃を一体で検索する事ができるようになるそうです。これでダイヤ検索がようやく外部のダイヤ検索サイト並に、いやそれはないか。
http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2013/__icsFiles/afieldfile/2014/03/13/release140313_renewal_website_1.pdf