「テラスウォーク一宮」でコスプレファッションショーをやる意味はどこに？
地元尾州の毛織物の新しい可能性への挑戦！
一宮商工会議所では、「コスチュームタウンプロジェクト」の一環として、仮装コスチューム製作セミナーを開催し、地元の生地を使用して仮装衣装を作成しました。
地場産業である毛織物の「新しい可能性への挑戦」をテーマに、新しい製作方法でコスチュームを作りました。どんな衣装で登場するかは当日のお楽しみ！
自分達が住んでいるこの一宮市でどんな生地が作られているのか、是非この機会に知ってください。
仮装コスチューム発表会（テラスウォーク一宮公式サイト「イベント・ショップニュース」より）
今週末、テラスウォーク一宮にて「コスプレファッションショー」が開催される。
ファッションショーは「製作セミナー」の一環として行われるもので、製作及びモデルは同セミナーの参加者が自ら行うそうだ。
- 「いちのみやの生地で作ってみよう！ 『仮装コスチューム製作セミナー』」：
「製作者兼モデルは素人同然なのか？」云々はこの際どうでもよろしい。
「テラスウォーク一宮」と「コスプレファッションショー」との接点が見当たらない。
現在「テラスウォーク一宮」にテナントとして入っているファッションブランドの中で、現時点で「コスプレ」と関連性を持つところは見当たらない。自社のブランドイメージとあまりにもかけ離れすぎていてコラボする必然性がない、といったところか。ではそういうところへ買い物をしに行く人たちに「コスプレ」を見せて、果たしてどれだけの人が「コスプレ」に関心を持つだろうか？
まずはこの企画に賛同する企業をもっと集めるべきじゃないのか？ 一宮商工会議所内でプロジェクトが立ち上がってから約一年六ヶ月、今もなおプロジェクトチームが旗振っているだけじゃないのか？ 「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」を主催する「一宮地場産業ファッションセンター」は？ 県繊維振興協会は？ 「ＴＧＣｉｎＮＡＧＯＹＡ」で「尾州ブランド」と手を組んだ名古屋の某服飾メーカーは？ 一宮商工会議所だけで出来るわけねーだろ。「コスプレって何？ 関係ある？」というところから始まっているんだから、現物をいくつも消費者に提示しないと浸透しないんだよ。そのためにはまずファッションショーに「持ち込んで」「度肝を抜かなきゃ無理」なんだよこのボケナス共が、と書いたところで本日付記事はお開き。
まぁ、当然のことだけれど
部外者逝って良し
というツッコミは自分でやっておきます。
