テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

「萌える」久喜と京都、そして「立ち遅れる」愛知

元旦から久喜と京都が「萌えて」いる。一方で愛知は「立ち遅れて」いる……。

久喜市栗橋商店街は鷲宮神社へ「出張販売」

栗橋みなみ実行委員会は、年末年始に埼玉県久喜市鷲宮地区ある「鷲宮神社」に出店します。当日は栗橋みなみグッズや福袋を販売予定しています。詳しい出店日時は下記をご覧ください。
鷲宮神社へ出店します(栗橋みなみ実行委員会公式サイト「ニュース」より)(注:HP掲載の原文のまま)

久喜市・旧菖蒲町・旧鷲宮町及び旧栗橋町が合併し、新たに「久喜市」が誕生したのが平成22年3月。私は合併前の栗橋町を訪れていて、商店に張られたポスターを見ながら「鷲宮と栗橋はそのうち相互交流を始めるだろうな」と思っていた。そしたら今年「栗橋みなみグッズ、『鷲宮神社初売り』で出張販売」である。
設定が全く違う二つの「世界」。そしてそれぞれを「客獲得の元」として使ってきた二つの商店街。栗橋から鷺宮へ持ち込まれた「栗橋みなみ」。逆に鷲宮は栗橋へ「らき☆すた」を送り出すのか? 今後の動向が非常に気になる。

京都・出町商店街と「加茂川マコト」のタイアップ、2年目に突入

一方、西側では京都「始まった」。

出町商店街と「加茂川マコト」との契約が更新された。実際に実績が出ていることがこれで証明された。では次のタイアップ先は一体どこだ? 京都アニメーションはこのプロジェクトをどう見ているのか? 島津製作所オムロン日本電産、京セラやワコールなど、「京都に本社を置く大手企業」の上層部はそもそもこのプロジェクトを知っているのか? こちらも今後の展開が非常に気になる。

やっぱり愛知は立ち遅れている!

この二地区と比較すると、やはり愛知はまだ「ポップカルチャーの聖地」になり得ない。
知多娘。」は着実に実績を上げている様子だが、昨年行われた「はんだ山車まつり」のステージで観客の反応が今一つだったのが非常に気にかかる。昨年11月に行われた「愛知ポップカルチャーフェスタinモリコロパーク(通称「ぽぷかる2」)」で発表された「リニモたん」も、目的は「リニモの乗客獲得」ではなくて「ぽぷかる2を盛り上げるため」だった。それじゃ生み出した意味がないのに。だいたい、「ポップカルチャーの聖地を目指す」ところが「世界コスプレサミット」以外の大きなイベントを開いていない。久喜市が属する埼玉県並に観光PR「アニメ」を1本ぐらい作って配信したらどうなんだ?
眼鏡の県知事も名古屋弁丸出しの市長も本腰を入れているようには見えない。ほんと、他と比較すると中途半端だよなぁ……と書いたところで本日はお開き。ところで一宮の「トライアングル138」も開局記念番組の放送以降、正式オープン日に関する情報がない。「実は店長一人だけが空回り」状態だったら最悪である。