最新版「“名鉄乗鉄王”」の得点配置表を勝手に解析してみた

「お主、金山駅で何かやっとったのを知っとるかの？」
「いえ、私は何も」
「そうか、お主はまだ脇が甘いのう……ふふ」
「え、何を一体……？」
「実はのう、名古屋鉄道っちゅう鉄道会社が鉄道大好きって言っとる者を集めて遊戯を催しておったのじゃ。全部の駅に１点から５点と１５点の６種類の点を付けて、制限時間内に駅を巡ってどれだけ点取れるかって遊戯をな」
「では、恐れ多いとは存じますが、信長殿はご参加の意思が」
「このうつけがっ！　あんなもの、時刻表なしに解けるかぁぁーっ！」
……などと信長公は申しておりません、あしからず。
ということで、今回はid:tetsumogura:20121209でネタにした「名鉄“乗鉄王”」の最新版。https://twitter.com/deadmoguraから来てくださった方、参加者であればお疲れ様、そして参加しなかった方、かえってそれがよかったかも……。

一体あの日何やってたの？

まぁ、名鉄沿線在住の方は「普段はあんまりこの駅人降りんのに何で今日だけ？」と思ったかもしれない。簡単に言うと、2012年12月22日と同年12月24日に名鉄沿線の駅を使って「点取りゲーム」をやってたわけです。競技ルールを書いたページ（http://www.meitetsu.co.jp/osusume/shohin/1224960_1244.html）はリンクを切られたみたいで表示不可になってますが、モバイルサイト「名鉄ナビ」にはこの記事を公開した時点で残ってます。大本営発表をチェックしたい方は以下のリンクで。
http://www.meitetsu.co.jp/mobile/osusume/shohin/1224961_4099.asp
得点表に関してはhttp://www.meitetsu.co.jp/files/osusume/noritetsu/point.pdfね。
あと、競技ルールを記載したページがなくなった時のために、2年ぶりに「memoir」を使って書き残しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/tabimogura/20121225

情報を集めて点数表を見て、見えてきたのは「テツの行動の先読み」

さて、今回のネタは駅への得点配置。まぁ見事というか何というか……名鉄の中の人はいやらしい配置をしてくれました。テツがやりそうなことをあらかじめ予測して、ルールと点数表で縛ってる。

• 特急停車駅は1点
• 基本的に、付与される点数は列車種別ごとの停車駅に準じている（www.meitetsu.co.jp/files/rosenzu/rosenzu110326.pdf）
• 他社鉄道線やバス路線との乗継は得点配置に考慮済み（三河線刈谷駅、瀬戸線新瀬戸駅、豊川線豊川稲荷駅等。春日井駅の配点が低いのは、manacaが使えるコミュニティバスがあるからと思われる）
• 各線の接続駅から1駅ないし2駅は2点の設定が多い
• 新羽島駅及び弥富駅の配点は「そこまでやっちゃった人」へのサービスだと予想。
• その上で……15点配置駅は郊外の閑散路線というか、普通列車が30分に一本しか停まらない駅

尾西線玉ノ井駅、広見線御嵩駅、蒲郡線こどもの国駅とか郊外の閑散路線に設定するだろうなとは思ってましたが、結構気づかんもんですな。猿投駅や碧南駅は記事を書いた後に「末端駅だから置くだろう」とは予想してたんですが、りんくう常滑駅の存在は忘れてました。あと名古屋本線新川橋・名電赤坂駅も御嵩駅やこどもの国駅と状況は変わらんかった。忘れてたといえば各務原線苧ヶ瀬駅も。もっとも、各務原線内では快速急行の停車駅と田神及び鵜沼宿各駅以外なら、どこに設定されても難易度はあまり変わらなかったと思うけれど。くそう……。
予想外だったのは尼ヶ坂駅。瀬戸市役所駅を最初は想定していましたが、愛知環状鉄道線から乗り換えて一駅目ということに気づいて少し考えてました。で、実際に置かれたのが尼ヶ坂駅。「memoir」でも書いたけれど、そこで降りると次の選択肢は「尾張瀬戸方面行きの列車に乗る」しか実質的にないんだよね……。

締め

それにしてもまぁ次々と思いつくもので。「ひたすら乗り継ぎ」に「駅名しりとり」、そして今回は「点取りゲーム」。一体このゲームの企画は誰が出してるんですか？　というか、これより難易度の高いテツ向けゲーム企画作れるの？　もし来年も公式サイトで情報を出してきたら、「今度は所属ぐらい名乗れよ」と名鉄宛に要望を出してやろうかと思ってます。もちろん私がそれまで生きていられたら、の話ですが。
で、これをクリアしてくる奴らがいるんだろ？