飲兵衛が2日かけて伊勢神宮初詣
今回はJR東海が発売する「伊勢路フリーきっぷ」を使用しての伊勢参りです。今回は「旅行をしに行く」のであって「鉄道線乗り潰し」じゃないです。「車両撮影」は二の次ですので一応念のため。
- 伊勢神宮内宮及び外宮参拝。別宮もできる限り参拝すること。
- 二見ヶ浦及び夫婦岩を見に行くこと。
- 鳥羽水族館にもう一度行くこと。
- 松阪城跡へ行き、かつ関連施設を一つでも多く見て回ること。
- 一度も行ったことのない伊勢市河崎地区を見て回ること。
- 「伊勢路フリーきっぷ」に付いてくる「タクシーチケット」6000円分を確実に使い切ること。
今回の目的は上記六点。一番最後は絶対要件です。id:tabimogura:20101231:1293813049に書いたのだけれど、6000円分のタクシーチケットを全部使い切って初めて、昨年12月中だけの期間限定で近鉄から発売されていた「伊勢神宮初詣割引きっぷ」とほぼ価値的に同等になるのです。幸い……と言ってはいけないのだけれど、外宮前から伊勢神宮内宮前へ行くと渋滞のため、通常1200円から1300円程度で行けるところが2000円程度かかってしまう*1、と某タクシー会社の配車センターで運転士から聞きました。だからタクシーチケットのうち4000円分はたぶん使い切れる。残る2000円分はおかげ横丁やおはらい町、伊勢河崎の町並み地区で使えるのでそちらで使い切る予定です。……と書いたけれど、果たしてそんなにうまく行くことやら。
まずは伊勢神宮外宮参拝
そんなわけで、今日行った場所を順に挙げていきます。名古屋7：49発快速「みえ」51号で9時24分に伊勢市駅に到着、その後ホテルに荷物を預けて伊勢神宮外宮へ参拝しました。さすがに正月は参拝者が多いです。普段なんか外宮に参拝者なんてほとんどいないのに*2。え、罰当たり？
それはさておき、まずはホテル近辺にある世木神社へ。地元のお社さんということで、これは当然でしょう。
世木神社を出てから、外宮参道を通って伊勢神宮外宮に向かいました。風宮、土宮、多賀宮、そして本宮の順に参拝してきました。それにしてもツアー客が本当に多かったなぁ。
夫婦岩まで見に行ったけれど
さらにJR参宮線でそのまま二見浦駅へ。二見ヶ浦海岸には12時23分に到着。名勝・夫婦岩を撮影した後、二見シーパラダイスの駐車場付近まで行ったのですが、時計を見て大慌てで駅へ戻りました。二見シーパラダイスまで行ってはダメでしょうが！ これが原因で、二見浦駅到着は何と快速「みえ」5号鳥羽行きの発車2分前！ 実際には快速「みえ」5号が3分ほど遅れて到着したので事なきを得ましたが、下手すると次の列車まで30分以上待たなければならないことに。駆け込み乗車は危険です。皆さんは真似しないように。
鳥羽にていろいろ……
3分遅れを引きずったまま鳥羽駅に着いて、すぐさま鳥羽城跡の場所を駅前の案内図で再確認。経路の途中に「鳥羽マリンパーク」があり、そこに詩人・伊良子清白が鳥羽で居住していた頃の旧宅が保存されているとの事で、そこも含めて見て回りました。上の画像で右下に写っている古い住宅がそれ。ちなみに左に写っている単車の一団は、40人ぐらいのグループでここまで来たという方たち。旅の安全を祈ります。
話を元に戻して、保存中の住宅は清白翁の死去後も何人かの医師が住んでいたのだけれど、老朽化と土地の遊休化が原因で所有者が丸ごと売却に出したのだそうです。ところがそれを聞きつけて一人の男性が所有者に家の移築を申し出て、私財を投げ打って自宅の敷地内に移築したというから驚きです。さらにその後、鳥羽市においてこの住宅の再移築を求める声が高まり、所有していた男性の親族との話し合いで家の寄贈が決定、現在の地に再移築されたのだそうです。全く違う場所への二度の移築なんて聞いたことがないんですが……。
清白旧宅を出て鳥羽城跡へ行き、そこから線路下をくぐって鳥羽水族館に入館しました。冬季は閉館時間が16時30分と30分早くなるのを忘れていて、実質1時間30分ほどの見学になってしまったのは痛いミスだった。でも展示は一通り見てきました。そして改めて思いましたよ、「鳥羽水族館は本当にいろいろやっているな」と。アシカの子供に対する訓練なんて客の目の前で見せますか、普通？
何をすればお客が着てくれるのか、スタッフが日々懸命に考えているんでしょうね。名鉄の営業部に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
そんなわけで
鳥羽市から伊勢市に戻って、思い出したかのように月読宮へ参拝し、コンビニで飯を買ったところで本日の行動は終了。ホテルに戻ってきたのは午後6時過ぎでした。予定通り「伊勢神宮外宮〜二見ヶ浦・夫婦岩〜鳥羽水族館」と行くことは出来たので、1日目としてはほぼ予定通りこなせたかな。でも問題は明日なんだよね。明日は朝からいきなり内宮参拝、その後伊勢市河崎地区へ歩いて行き（しかも30分ほどかかるらしい）、最後に松阪へ立ち寄るというスケジュール。こんなスケジュールを果たしてこなすことは出来るのか。明日は6時起床が必須条件だな、と書いたところで本日付の日記はおしまい……にしたらいかんのだ。最後に「ごめんなさい」します。
もりくち先生、私暴言吐きました。新年早々ごめんなさい。
