テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

117系絡みでネタ2つ

この記事を書いている時点で、尾張北部と岐阜県は各所で運転見合せとかとんでもないことになってますが、雨はそのうちやむでしょう、ということで。むしろ怖いのは河川の氾濫や土砂災害。雨がやんで「もう大丈夫だ」と思ったら突然斜面が崩れる、なんてのは過去に何度もあったことです。土砂災害警戒情報が発令されている区域にお住まいの方は今後の気象情報だけでなく、避難勧告あるいは避難指示の発令がないかどうかご注意を。


と警戒を呼びかける一方で、ほぼローカルネタ、しかもかなり前にJR東海公式サイトで発表されたネタを二つ。

313系4次車をPRするために117系を同一ホームで(以下略)

JR東海では、老朽化した電車の取り換えのため、今年度から新製車両を順次投入しておりますが、このたび在来線近郊車両として最もパフォーマンスの高い313系電車(4次車)をご覧いただくため、営業運転前の車両を岐阜駅、名古屋駅豊橋駅の3駅で展示します。お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。

「313系新製車両の展示について」JR東海公式サイト「ニュースリリース」2010年7月6日付より)

7月17日……今週の土曜ですね。313系の最新編成が営業運転前に、それも岐阜・名古屋・豊橋各駅のホームで公開されるというだけでも珍しいのだけれど(JR東海にしては)、話はそれだけでは終わらない。

名古屋駅では117系を同一ホームで縦に並べます。
(「ニュースリリース」同記事より)

タネ車となった117系とは以下の系式のことです。

これと313系の、それも営業運転前の最新編成が名古屋駅3番ホームに、それも1時間ほどだけ縦に並ぶ。普段同一ホームに117系313系が停車することってない。もしかしたらこれ一度っきりかもしれない。普段は起こりえない何かがあると、必ず「テツ」が大量に集まってきます。性ってやつです。佐久間レールパークの閉園イベントの時もそう、500系東海道新幹線からの引退時もそう、そして7700系引退の時もそうだった。だから今回も天候が回復すれば、の話だけれど、結構な数のテツが集まると思う。子供を連れて当日行われる予定のこのイベントに行かれる方、テツヲタの行動には十分ご注意(以下略)。あ、それ自分か。

快速「そよ風トレイン117」はトロッコ車両併結編成じゃない。

当社では、この夏、飯田線で快速「そよ風トレイン117」と急行「飯田線秘境駅号」を運転します。
是非、この夏は、ご家族で魅力ある鉄道ならではの旅を飯田線でお楽しみ下さい。

【社長会見】飯田線夏のレジャー向け臨時列車の運転についてJR東海公式サイト「ニュースリリース」2010年6月17日付)

快速「そよ風トレイン117」という列車名を聞いて、最初はトロッコ列車かと思ったんですが、117系の改造車なんですね。4両編成のうち中部天竜方面側2号車を「ウィンディスペース」車両にし、他の車両にもテーブルを設ける、と別紙資料(リンクはこちら)には書いてある。気になったのはテーブルやベンチなど内装じゃなくて、列車の乗降ドア。「別紙」(リンクはこちら)にはイメージ図が載っているけれど、よく見ると柵が設けられている2号車の乗降口には横スライド式の扉が描かれていない。扉はどうするんだ?

  • 2号車のドアは取っ払う?
  • 運用時における2号車の扉扱いは?

117系が各車両ごとに扉開閉の有無を設定できるなら、各乗降口の扉を取り払わずに済む(扉を何らかの方法で固定してやればいい)けれど、そうでなければ扉を取り外す必要がある。そうしないと他の車両の扉を閉めたらウィンディスペース車両の扉も閉まってしまう。これでは柵をわざわざ乗降口に設置する意味がなくなる。個人的にはこの辺の改造「だけ」が興味の対象ですので、見に行くことはあっても乗車は……快速列車なんで一度くらいは乗っておこうかな。でも豊橋発8時58分って……。