テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

臨時特急「飲兵衛」関西行き・2日目のダイジェスト

今回、ダイジェストとして5月1日付を5月3日に書いた。画像のアップロード時刻と日記の日付が合わない点はご承知いただきたい。

5月1日は生駒山宝山寺への参拝からスタートした。地下鉄中央線・近鉄けいはんな線経由で生駒駅へ。生駒駅からは鳥居前駅まで連絡通路を歩き、生駒山上ケーブルに乗り換えた。所澤秀樹・著「鉄道珍名所三十六景」で、複線かつ車が「安全に」渡れる踏切があると紹介されている。この日は並ぶほどの客はおらず、もう一本の路線は運休中だった。


ケーブルカーで上に上がり、宝山寺駅で下車する。宝山寺まではここから階段を上がって向かった。何段あるか数えようと思ったが、途中の青果店に犬がいて、遊んでいたら忘れてしまった。店の奥にいた店主は、「人に吠えない」と関西弁で言っておられた。

宝山寺には参拝者の列が絶えず、祈願法要も営まれていた。この日は奥の院まで上がった。そこへ行くと大勢の参拝者がカセットレコーダーから流れる読経に合わせ、一様に合唱していた。単なる講なら袈裟の襟のような何かを首にかけているはず。なんだろう。
宝山寺を出て山上ケーブルの生駒山上行き路線「梅屋敷駅」から宝山寺駅に戻り、そこから鳥居前駅に戻った。

生駒駅から近鉄奈良線西大寺駅へ移動した。西大寺駅から徒歩12分ほどで奈良平城宮跡にたどり着いた。あまりにスケールがでかすぎて、離れないと画面内に収まりきらない。それはそうと、内部が公開されているのだが、入るまでに15分ほどと係員から言われ、まぁ「再建された」建物の中を見ても仕方ないと思ってそのまま帰った。

西大寺駅といえば、西大寺にも参拝しておかなければならない。奈良遷都1300年祭の関連行事で「秘仏公開」があった。ちなみに「スルッとKANSAI3dayチケット」での割引特典は「本堂の内部拝観料」だけ。本堂を含めて4つ公開されているのだが、そのすべてを見るのなら共通拝観券の方が安い。

西大寺駅から近鉄橿原線西ノ京駅へ。先に薬師寺へ入った。3dayチケットでの割引はない。薬師寺東塔は痛みが激しく、完全分解の上で修復作業が今後行われる。下の画像は西塔だ。

この後、薬師寺を出て徒歩で唐招提寺まで向かった。残念ながらここも3dayチケットの割引対象外。遅くなってしまったが、さらに興福寺へ。


さらに夜遅くに春日大社へ。境内に入ると橙色の光に出迎えられるが、そこまでの参道に明かりは一切ない。さすがにここまで行くものではなかった。
この後、京都の「油長」へ行き、伏見の酒を一本買ってこの日の行動は終わりとした。