テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

名鉄蒲郡線:ようやく動き出した「市民主体の存続請願団体」

蒲郡市公式サイト内の「名鉄西尾・蒲郡線利用促進応援団」公式ページに平成21年9月16日付で、「市民まるごと赤い電車応援団」の結団式が行われるとの情報が掲載された。結団式は蒲郡南駅前広場で、9月26日午前10時30分から午前11時30分に開催。もう終わっているはずだな。写真の一枚でも取ってこようかと思ったが、もう手元に余分な金がないのと、何よりも「それはいくら何でも無粋だろう」という気持ちから、行くのはやめた。結団式パンフレットのダウンロードや今までの取り組み等については、以下のリンクを参照の事。
http://www.city.gamagori.aichi.jp/kikaku/kikaku/meitetsukyougikai/meitetsuoendan.html
ページ中にはこういう記述がある。

 今回の応援団の発足にあたり、ポイントが一つあります。それは、行政(市役所)主導の応援団結団式ではなく、この19団体の創意工夫で市民の心を動かしたいと考えました。
(「名鉄西尾・蒲郡線利用促進応援団」公式ページ内、9月16日更新分)

本気だ。本気で市民自らが動くんだ。9月13日付の記事で「沿線でイベントを行うことで利用客を増やすつもりなら、お話にならない」と書いたのだが、
ごめんなさい、私の認識不足でしたm(_ _)m。

そう、廃止されて一番困るのは通学する生徒だ!

ダウンロードできる結団式のパンフレットには、「赤い電車を利用して通学している学生を、高校受験の選択肢が減る小中学生や園児のことを考えてくれ」と書いてある。考えてみれば、ここも結局「和歌山電鉄」のケースと同じで、廃止されて一番困るのは地元の学生や子供。それを結団式のパンフレット文面に盛り込んだということは、これは市民が自ら動き出したと言っていい。蒲郡市民の応援メッセージを書き込んだメッセージボードを作成して列車に乗せ、幡豆町吉良町西尾市へリレーしていくことも計画しているそうだ。メッセージボード自体はもう出来上がっているようで、今後責任者がそれを持って列車に乗り込み、沿線の駅で沿線住民に書き込んでもらう、という形にするんだろう。
今後何をするのかは恐らく上記公式ページで発表されると思う。しばらく注意して見守りたいと思う。


10月の第1日曜には久しぶりに(何年ぶりかに)蒲郡線の駅に降り立ってみよう。今日みたいに晴れてくれればいいが。もしかしたら何か目に付く動きがあるかもしれない。で、10月3日はなごやまつり、10月10日は高山祭に行って……えっと、小牧基地航空祭岐阜基地航空祭はパスして、10月11日に守山の自衛隊基地祭に行って……もしかしたら9日が休みなら9日に高山に行ってしまうかも、って金足りるんかオイ。