テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

年に一度だけ、広小路通が「歩行者天国」と化す。

もう今年で58回目になるのか。

今年も「広小路夏祭り」が開かれた。今年でこのイベントは58回目を迎えたのだが、ここ5,6年の間ほぼ毎年来ていながら、今まできちんと紹介していなかった。今回は日曜日(8月23日)に来られる方向けに、この祭りの個人的にお勧めするポイントを説明していく。はっきり言って、小見出しで説明したイベント以外は無視して構わない。
実はこの祭りのイベント自体は栄広場(栄交差点北東角の広場)において10時から行われている。だがこの時はまだ広小路通は交通規制=歩行者天国となっていない。広小路通の交通規制は17時(午後5時)からだ。規制が始まると、交通規制をしない交差点を除く全ての信号機が消灯する。

規制が始まってもパレードが最初に行われるからまだ道路上には入れない。

まずは、17時から始まるパレード。

まずはそのパレードを見てほしい。パレードの登場順については「名古屋広小路ビルヂング*1」前で配られるはずのイベントスケジュール表で確認してほしい。ちなみに22日は

名古屋市消防音楽隊
ゴールデントワラーズ
愛工大名電高校吹奏楽
名古屋経済大学一邨高校吹奏楽
名古屋市立桜台高校ブラスバンド
名古屋市立植田中学校ブラスバンド

の6団体が出演した*2
これに続いて「三越号・モンテーニュ号・丸栄号」各ステージフロート、及び「広小路丸」舟形山車が続く。道路上に入れるのは「パレード」が通過した後ぐらい。ただ、いつ入れるかはパレードの通過時刻により変わる。22日は子供みこしが通ったから、広小路通の北側の車線には入れても南側の車線に入れたのはかなり後だった。23日は昇竜みこしがパレードの最後尾になるので、昇竜みこしが通過した後ぐらいから道路上に入れるはずだ。なお、ブラスバンドの一部は栄大津交差点で反転して伏見方向へ向かうと予想される。

阿波踊りをこの祭りで見ることができる。


道路上に入って移動を始めると、どこからか必ず「よしこの」のリズムが響いてくるはずだ。上記画像はパレードの通過後、広小路呉服町交差点の北側(栄町ビル西側)で撮影したものだが、この太閤連(葵連名古屋支部)はこの場所だけでなく、広小路通上の各所で踊る。このイベントは昔から行われてきた「固定イベント」ではないかと思う。
観覧に際しては注意点が二つ。一つは音が響くため人が集まりやすい。22日も人だかりができていて、夜になっても上記の写真と似たような状況だった。そしてもう一つは輪踊りではないため踊りに加わることができない。徳島の時とは違うので要注意されたし。

盆踊りもパレード隊になれば・・・。


広小路名物、というか「固定イベント」のような感じだ。夜になると広小路呉服町交差点付近で輪踊り形式での盆踊り大会が開かれる。広小路通を使っての盆踊り大会なんてこの祭り以外では行われない。
このイベントも注意点が二つ。さすがに鳴り物(太鼓等)はないのと、何よりも数曲しか流さないという点。

諸事情があり今回は撮影しなかったが、「プレミアム・ストリート2009」もお勧め。

実は次の項で挙げる画像を撮影したため、「プレミアム・ストリート2009」の撮影はできなかった。これも今年で(確か)3回目の開催で、これまた「固定イベント」になりそうな感じである。

ついに街中で手筒花火が奉納された。

で、一番最後の最後にこのイベント。広小路本町交差点北西側の駐車場を会場にして、三河手筒花火の奉納が行われた。当然、今年が初めての開催である。本数はかなり少なかったものの、敷地内外に多数の観客が詰め掛け、イベントとしてはかなりのインパクトを観客に与えたと思う。23日も19時45分から三菱東京UFJ銀行名古屋営業部(旧貨幣資料館)西側駐車場(広小路本町交差点北西側の駐車場)で行われる。ちなみに22日の実際の開始時刻は20時からだった。観覧は無料。手筒花火の火の粉は約10m程度まで上がるため、会場の外からでも見ることはできる。しかし撮影したければ会場内に入る必要がある。入るには整理券が必要。配布場所は22日は栄広場だったが、余れば会場内でも配布する可能性がある。
注意点は二つ。風向きによっては火の粉が降りかかる恐れがあるということを肝に銘じておくこと、そして何よりも、三河伝統の手筒花火は最後に大きな破裂音を発すること。幼児連れは離れた場所からの観覧が望ましい。

*1:間違いではない。正式にはそうなっているのだ。

*2:一応6団体全部撮影したが、公開するのは一部だけ。