テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

SUNQパスで九州南部一巡り・4日目

水前寺公園だけ行くのを忘れていた。

昨年の夏、周遊きっぷを使用して博多エリアを回った際、熊本まで特急「富士」号に乗車して、さらに熊本市内の観光もやった。その際、熊本城・小泉八雲旧宅や本妙寺には立ち寄ったのだが、熊本の名所の一つである水前寺公園には行っていなかった*1熊本交通センター発着の路線バスはどれか近くのバス停に立ち寄るはずだから、そこに寄って、熊本の焼酎を一本買って、それから福岡に戻ろうと考えた。
何しろ、熊本市内はこの時、雨が降ったりやんだりの妙な天気だった。下手に遠いところに行っても、渋滞に巻き込まれて博多に戻れなくなるとそれはそれで困る。
水前寺公園へ行くには水前寺公園前バス停で下車するのが正しい。熊本交通センターに行ったら「味4・小峯行き」と表示されたバスがホームに停車中だった。ところが乗り込んで運転手に聞いたら、水前寺駅前バス停と水前寺公園前バス停は別なんだと言われた。バスを出て一つ後ろのホームにある案内板を見たら、確かに「水前寺駅前」と「水前寺公園前」バス停は別になっていた。あぶないあぶない。運転手さん、ご指摘ありがとうございます。水前寺公園前バス停へは結局、10時8分発の市バス県1号系統長嶺団地行きで行った。10時30分、水前寺公園前バス停に到着した。

バス停から歩いて水前寺公園へ向かう。水前寺公園入り口に着くと、そこには券売窓口があって、自動発券機には「大人400円」と書いてある。「SUNQパス」による割引特典はない。
入って正面に庭園がある。はとに絵付けをしている人たちがいる。やるなと言いたいが、その行動は今回の目的ではない。橋を渡って歩くと左手に本殿があった。本殿に向かって左側には「長寿の水」なる沸き水があった。水質的には問題ないらしく、柄杓まで置いてあった。実際、飲んでみたが変な味はしなかった。
あとは酒だ。また雲行きが怪しくなり、赤酒を作っている某蔵元の資料館には時間がなくて行けない。そこで試飲販売があると聞いていたが、これはもう仕方がない。しかし熊本の焼酎を買わずに帰るのも心残りだ。
この水前寺公園にはみやげ物屋が何軒もあるのだが、その一つに焼酎を販売するところがあった。公園を出てふらりと立ち寄ると、「繊月」という銘柄を扱っていることが分かった。1500円でおつりがくる価格で、どうせ自分が飲むのだからと樽熟成の方を買った。そこを出てから公園の外をぐるりと一周し、夏目漱石旧宅や日赤資料館にも立ち寄った*2水前寺公園及びその付近の散策はこれで終わりにする。
水前寺公園前バス停から市バスで熊本交通センターに戻り、ホテルでもらった割引券を使って今宵の飯の代わり(ていうか酒のつまみ?)にちょっと買いこんだ。もうこれでこの熊本でやることはない。金ためてまた来年、今度こそは阿蘇山へ行くことにしよう。乗車したのは12時10分発スーパーノンストップひのくに号。途中、福岡都市高速の事故による通行止めで国道3号線を迂回走行し、天神BCと博多駅交通センターの停車順が逆になった、あの便である。ご乗車した方、お疲れ様でした。天神BC着14時42分。
で、普通ならこれで終わるんだけれど、阿蘇に行かなかった代わり、と行っては何だが、小倉へもう一度行ってみることにした。福岡〜小倉駅前間、標準で1時間13分。佐賀まで行く高速バス「わかくす号」という選択肢もあったのだが、福岡から久留米方面側とを結ぶ路線がどうも渋滞や事故の影響を受けそうな気がして、それで私は小倉方面を選んだ。小倉には既に昨年の夏行っており、あと見るものといえば、今年の春開業した「門司港レトロ観光列車潮騒号」ぐらいしかない。でも今回は「門司」までは行かない。

小倉まで来た理由は「北九州モノレール小倉駅の列車発車シーン撮影。

何で小倉駅まで来たのかというと、単に小倉駅からモノレールが発車するシーンを撮影しておきたかったから。それだけのためである。最後の最後でこういう事するんですよ。m(_ _)mすまんねー。
そんなわけで、これで全行程終了。あとは天神バスセンターに戻り、博多ラーメンを食って帰るだけ。記録については昨年夏に実行した際に撮影したものも使って作成したい、と考えている。

最後に、「今日の一枚」について。

JR小倉駅在来線改札口前に置いてあったもので、下の白地の部分にはこう書いてある。
「上記写真は関門海峡花火大会における小倉駅の混雑写真です。今年も、18:30以降の列車に混雑が予想されます。関門海峡花火大会お越しのお客さまはゆとりをもってお出かけ下さい!」
関門海峡花火大会」の混雑ぶりについては、昨年実際に行った時もブログに書いた。明日行かれる方は、傘の用意と往復乗車券の事前購入もお忘れなく。でないと泣くはめになるかもしれません。

*1:計画編の方で「本妙寺とか」と書いたが、既に訪れている。

*2:入ってないけどな