「高速道路通行料一律1000円」で、地方中小鉄道より先に短距離航路から客が消えた。
松山市堀江港−広島県呉市阿賀港間の定期航路廃止を検討していた呉・松山フェリー(呉市、加藤栄一社長)は25日、同航路の営業を6月末で終了すると発表した。3月から始まった高速道路利用料金大幅値下げで売り上げが急減し、業績改善の見通しが立たなくなったためとしている。航路廃止後、同社は解散し、清算手続きに入る。
「堀江−阿賀航路廃止へ」愛媛新聞週間ニュース
http://www.ehime-np.co.jp/weekly_news/wn2009052329.html
中日新聞朝刊「特報」(だったか?)には、航路廃止を決めた「呉・松山フェリー」の森常務が語った言葉が掲載されている。朝刊を購読中の方は一読されたし。
移動の選択肢が消えて一つになってしまうのは、いくらなんでも困る。