テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

豊橋鉄道「ほっトラム」が鉄道友の会「ローレル賞」を受賞

 豊橋鉄道(愛知県豊橋市)が昨年末に路面電車に導入した全面低床の新型LRV、T1000形「ほっトラム」が15日、愛好家団体・鉄道友の会の2009年「ローレル賞」を受賞した。同社の受賞は初めて。

豊鉄車両「ほっトラム」にローレル賞 全面低床化を評価」(中日新聞2009年6月16日付)
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2009061602000151.html

ローレル賞は「性能やデザイン、運用などの面からみて評価に値する車両」に贈られる賞。純国産の狭軌用低氏床車両を導入したということが評価されたそうだ。技術としては、駆動用モーターを台車の外に配置し、車軸を駆動する自在継手を台車の外に設けた、という点が非常に優れている。この機構のおかげでレール幅1067ミリという狭軌用の車両でも、バリアフリー法に基づく800ミリ以上の通路幅と低い床面を確保することができたそうだ。
今まで狭軌用車両は海外製、というのが主流だったが、これで純国産の狭軌用低床車両もどんどん各地の軌道線事業者の路線で使われだすことだろう。個人的には古い車両も一部は残して(静態保存でもいいので)おいてね、とお願いするけれど、まぁそれは……私の言うことじゃないか。

そうそう、もりくち氏のブログじゃあ「リニア新幹線」のことをまた取り上げてるようで。