テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

「鉄道フェスティバル」に行ってきた。

2009年3月21日、同22日の2日間に渡って、吹上ホールで「鉄道フェスティバル2009IN名古屋」が開催された。
主催は東海テレビ事業で、鉄道関連グッズのフリーマーケットがメインだった。そこに子供向けミニ列車とO/OJゲージ、HOゲージ、Nゲージのレイアウト運転、それからステージイベント少々、といったところだ。
もちろんこの手のイベントは「鉄道ファン」であふれかえる。いや、昨日はそうだったらしいが、今日は悪天候(朝から雨+強い風)でそこまで混雑はしていなかった。まぁゆっくり各ブースを見て、ステージイベントをちょっとだけ見て(名鉄元OBの「パノラマカー秘話」)、で帰ってきた。


ああ、そうそう、横見さん来てました。私が行ったときにはトークショーは終わってましたが、その後サイン会があって、本に書いてもらいましたよ。
で、思い切ってちょっとぶつけてみたんです。
「失礼な言い方なんですけど、駅で降りた『だけ』ってことですか?」
「え?」
「駅から降りて、その後はどこかに行かれたとか」
「いや、最低でも乗換えまでに15分(?)ほどないと駅の様子とか確認できないから。あと時間があれば駅の周辺とか見て回ったり」
……って言いましたっけ、横見さん?


そうか、単なる「乗り鉄」かつ「撮り鉄」、かつ「超コアなテツヲタ」ってことですか。
ならばこの人は、駅の周辺「しか」回ってない。後で「サイン本」を見るけれど、たぶん。
鉄道に乗って、駅で降りて、その周囲を見て回っても、それは「鉄道を利用した」だけにすぎない。その程度なら単なる「鉄道趣味」の世界だ。
そこから先がないと非鉄道ファンにこの世界は理解されない。何年かかっても。


別の話をする。ある路線の存続には地元住民の利用がまずは大前提。でも地元住民だけでなく、もし他の地区からの利用者もあれば……そこが路線が存続するか廃止になるか、という分かれ道だと思う。そして他の地区からの利用者を増やすには、どうしても「その路線を利用したらどこに行けるのか、沿線には何があるのか」という点を誰かが宣伝しなければならない。問題は、その宣伝は誰が請け負うのか、という話。
その宣伝をテレビの旅番組などにやらせても、きっと宣伝すべきポイントの「一部」しか、放送される番組中には出てこない。真に請け負うべきは全国に散らばる鉄道ファンだと、私は考える。これは鉄道路線に限った話ではなく、バス路線にも言える話。そろそろいい加減そういう時期なんです。


乗る、撮る、だけじゃ趣味の世界、そこで得た知識を今度はどうやって使うか。でも方向はある程度定まってる。
「その路線自体に非鉄道ファンにも明らかにわかる宣伝ポイントがあるか」
を鉄道ファンがどこまで示せるか、そして何よりも、
「その路線のどの駅で降りればどこに行けるのか」
を示せるかどうか。鉄道ファンやバスファンが本気で動いたら、おそらく何かが大きく変わると思う。


あ、そうそう。
イベント参加後「旅フェア」に行ってみたけれど、荒天のため15時で終了。
サンシャイン京楽へ行ってみたが、アイドルグループのミニイベントで、一人39度の高熱を出して病院直行?
個人的にその子、過労じゃないかと思うんだが。


それと。
ようやく「2008年12月31日から実行した東京行き旅行」の結果報告書、アップしました。m(_ _)m
完成形です。誤字脱字以外の修正はありません。
http://tabimogura.web.fc2.com/