テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

今後どんなことを行うか、それが「乗客数」に直接つながる。

こんなご時勢に……。

いずれもJR北海道ホームページ「プレスリリース」から、配布文書はPDF形式。
JR北海道の会員組織 Rail mate の終了について」
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090216-1.pdf
「「お得なきっぷ」の一部見直し等について」
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2009/090212-1.pdf
特に大きいのは「北海道フリーパス(普通車用)」の価格引き上げ(2100円の値上げ)と同フリーパスグリーン車用の発売終了。そんなに「僅少」でしたか? それとも普通車用に統合するつもりですか? JR北海道商品企画担当の真意が知りたい。


これで多客期を除く平日で乗客がた落ち、なんて話が出たら鉄道ファンの間でネタにされるな。ていうかそうなることを激しく希望。

何かやらないと廃線になってしまうから

中日新聞Webサイトより、「イベント列車で集客作戦 東海の小規模鉄道 アイデア知名度アップ」
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009022090102100.html
リニモ一編成貸切運行可能、という話は以前も同じ中日新聞で取り上げられていた。あまりの「利用率低迷」ぶりに沿線市町村が援助するとかウォーキングイベントやるとか、確か今月の末からだったか、また「宝探し形式のスタンプラリーやります」って話も聞いた。今回もすべての謎を解いた人先着5000名に特製バッジを配布するという。配布は3種類。期間ごとに1種類づつもらえるそうだが、てぇと、3つ全部揃えるにはいくら運賃がかかるんだろうか。
リニモホームページ http://www.linimo.jp/


樽見鉄道の「しし鍋列車」は当ブログでは取り上げていないが、明知鉄道の「じねんじょ列車」や「寒天列車」などと同様に非常に人気の高いイベント列車だ。ちなみに明知鉄道の「寒天列車」は往復運賃込み恵那駅から大人一人5000円で、毎週金曜・土曜のみの運行。定員30名で満員になり次第締め切りとなる。これも以前からよく中日新聞の記事で取り上げられてきていた。あ、そういえば明知鉄道のホームページがリニューアルしていたな。
明知鉄道ホームページ http://www12.ocn.ne.jp/~aketetsu/index.html
で、養老鉄道も早速イベント列車を運行させたってわけなのね。


この手のイベント列車は「何を特色として出すか」によると思う。失敗すれば大変な赤字を食らう。企画担当の社員の苦労がしのばれます。

ついに名鉄自体がパノラマカー7000系でイベント列車運行! しかしそれって……。

最後のネタは名鉄。鉄道ファンにはご存知のとおり、7000系パノラマカーを使用した臨時列車を3月28日に運転することが公式に発表された。
しかし、だ。また例によって「親子連れに限る」……。鉄道ファンには痛し痒しの「テツホイホイ」w。
http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2008/1191541_1140.html
いやいや、すごいのは上記HTML記載の内容。まず、親子100組200名限定。次に3月1日から発売される「クーポン買わないと乗れない」ってくだり。そして何よりも、大同町駅から内海駅へ行き、内海駅から折り返して知多新線知多奥田駅へ向かうというこのルート。内海駅到着時刻は同HTMLに「11時51分着、12時47分発」と載っており、当然内海駅での混乱ぶりは十分に予測可能。名鉄は親子連れをターゲットにしているのか、それとも鉄道ファン(というか鉄ヲタ)をも巻き込むつもりなのか。全くとんでもない爆弾を投下してくれたなぁ、名鉄は。多くの鉄道ファン(というか鉄ヲタ)は常滑線及び知多新線沿線に陣取るだろう。大同町駅及び内海駅、知多奥田駅はたぶん鉄道ファン(というか鉄ヲタ)であふれかえるだろう。当日このイベント列車にご乗車される親子連れの方、ぜひとも子供には「列車が走るのを邪魔するようなことはしない」って強く言い聞かせておいてください。
いや、冗談抜きで、7000系を使ってできるイベント列車の企画はいくつでも考えられるだけに、今回のこの計画がどういう結末をたどるのか、すごく気になるのだ。私? 7000系が布袋駅と豊明駅に留置されている(今のところ)ということが分かっているから、そちらで撮影をするのが優先事項。布袋駅留置の2編成は本日撮影したのでそのうちHPに画像を出しておきましょう。内海駅に行くかどうかはそれからだねー、はい。