犬山祭試楽祭1
新町車・浦島太郎のからくりを所有。犬山駅前に集まったところは見ているが、集まりつつあるところは全く初めて。
試楽祭なのに人通りが多いのは言わずもがな。
ちなみに、この後犬山城に入場。考えることは皆同じで、入場制限に引っかかってしまった。
からくり展示館
針綱神社の近くにある。製作者が来場して、展示中のからくりの動かし方を伝えていた。で、本来は一回だけの作動展示が、特別に「乱杭渡り人形」の実演を行ってくださった次第。
これの機構は精密機械そのものである。すげーよ。
犬山祭・宵山巡行
車山(やま)が持ち上がる!
瞬間、中にロウソクをともした提灯が大きく揺れる。最悪、火が付き、燃え上がるかもしれない。しかし、これが犬山の「伝統」。彼等はやめない。
この後、持ち上がった体勢のまま駅前方向へ向きを変え、少し進んでから下ろされる。
突然の怒鳴り声、理由は
練屋町の車山が車庫に入るところを見届けた。すると、この通りをもう一台進んでくる。もう各車山は車庫か保管場所に帰る時間だ。車山に付けられた提灯を見れば、「鍛冶屋町」とある。隣町のだ。
と、突然後ろから怒鳴り声。
「はよ来んか!」
提灯片手に何人か集って来た。後に世話人?の一人に尋ねると、町の境まで曳いてきたから、お礼代わりに見送ったそうだ。これも伝統なんだな。
鍛冶屋町の車山は道路の片隅に寄せられ、手元の時計で21時56分に全員解散。他の車山もいくつか見て回ったが、所定の場所にもう静止していた。今日の巡行はこれで終わりだ。通りは明日早朝まで静寂の中に包まれていく。
なお、よさこい参加チーム?のメンバーが稚児さんの衣装を(子供の親の許可を得て)撮影していたのですが、いったいどういう衣装を作るつもりなんでしょう?