テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

醍醐から姫路へ一気にジャンプ!?

二条城は外から見るだけ。目的は醍醐!

九時二十一分チェックアウト。フリーきっぷを「3dayチケット」に切り替える。9時30分、二条城に到着するが入らない。9時37分、二条城前駅より東西線六地蔵行に乗車。御陵駅を発車し、列車はいよいよ醍醐地区へ! 9時56分、小野駅到着。トイレ(笑)とコインロッカーへ荷物を預け、まずは1番出口を出て左へ向かう。10時21分1番出口を出て、10時31分、勧修寺(かじゅうじ)到着。800円出せば書院の中まで見られた(特別拝観)が、そこまでは必要ないので通常拝観料を払う。2割引で400円が320円になった。ここでは「現在使用中のきっぷ」を見せるよう言われた。これが正解なので提示した。
勧修寺は広い庭園を持つ寺院で、南側を名神高速道路が通っているにもかかわらず、意外と静寂な場所だ。周囲を囲う森のお陰である程度遮音されていると考える。なお、書院の内部公開は特別公開のある時期だけだ。今後やるとは限らないので、お金に余裕があれば見ておくことをお勧めする。

勧修寺から随心院

10時53分、勧修寺を出発。もと来た道を逆戻りする。11時09分、随心院に到着。途中寄り道していたので(笑)時間がかかっているが、10分かかるかかからないかの道程だ。
随心院拝観には注意が必要だ。というのも、「2006年度春の特別拝観」を実施している今、通常の拝観は行っていない。しかし普段は公開されない表書院、奥書院に加え、公開対象の寺宝「文張り地蔵尊像」や「愛染曼陀羅図」、開山した仁海僧正ゆかりの品々も見ることができ、それでいて+440円(400円のところ40円引と推定)の増額ならまだいい方だ。

醍醐寺行くより、山陽電鉄特急列車の車窓から海を眺めよう

11時46分、随心院を出発した。醍醐寺も通常の拝観料込み800円の内容。時間もかかるしこのまま小野駅へ戻り、地下鉄東西線六地蔵行に乗り込んだ。地下鉄六地蔵駅下車、京阪宇治線六地蔵駅より京阪宇治線・本線経由で淀屋橋駅まで向かった。さらにそこから大阪市営地下鉄御堂筋線に乗り換え、梅田で降りて阪急神戸線電車に乗車した。京阪六地蔵駅発は12時45分、中書島駅発は12時53分頃、淀屋橋駅改札口通過は同40分、阪急梅田駅8番ホーム到着は13時45分だった。1時間で阪急神戸線に乗り継いだことになる。途中、京阪本線萱場駅を通過し、ホームを貫く大樹を確認した。時間があれば・・・ってそれはテツになってしまうか。13時50分、阪急新開地行発車。ほぼ同時に宝塚行快速急行河原町行?特急が発車し、鉄道ファン的にはおいしい光景になっただろう。
14時24分、新開地駅到着。須磨浦公園行き普通に乗り換え。14時27分に同列車は発車。14時39分、山陽須磨駅下車。ホームから商店街の向こうに広がる海を眺める。14時46分、特急姫路行がやって来た。ここからしばらくJR山陽本線と並行して走るが、山陽塩谷駅を過ぎた辺りから山陽本線よりも高い位置を走り、瀬戸内海を眺めやすくなる。15時25分、飾磨駅を出発し、飾磨線と別れて右に向かった。姫路到着は15時29分着だった。

姫路城と好古園へ!

姫路城大手門到着は15時50分。駅から大手門まで700〜800mほど。GW期間中は閉園時間1時間繰り下げで18時まで開いており、入場も17時30分まで受け付けている。これは好古園も同じだそうだ。「3dayチケット」提示で入場料2割引、600円が480円。好古園と合わせて入れば、割り引き後の入園料はセット入場券(2割引/720円)と同じになる。16時、本来なら閉まっているはずの姫路城へ上る坂道を登り始めた。
西ノ櫓?経由で天守閣の周囲を一周。裏から表へ。16時01分、天守閣入り口に到着。1階から最上階まで、展示物を見ながら登って行った。最近の城は鉄筋コンクリート作りで木製の城はあまり残っていない。そして姫路城の世界遺産登録。当時の築城技術も去ることながら、昭和の大修理が如何に完璧なものであったか、それをこの城は自ら証明し続けている。16時34分、最上階到達。風が強く、中に吹き込む。当たり前だがびくともしない。
さて、順路途中、「昭和の大修理」で柱を以前あった通りに組み継いだという説明がある。西か東かどっちか忘れたが、当時の技術力はどうやら今以上だったようだ。改めて敬服するばかり。
17時04分、大手門出場。好古園へ向かった。歩いて3分、17時7分に入場。300円が240円になる。これで「姫路城・好古園セット入場券」と同じ効果になった。
好古園は、姫路城西庭園の跡地に当時の雰囲気を模して作られた庭園である。相当な種類の植物があり、現在はキリシマツツジシャクナゲ、フジなどが見頃を迎えている。で、やっぱり気になったのが、ツワブキ! 灰汁抜きして水煮にするとうまそうなのが生えていたのだ。農薬散布等で汚染されてなければいいが・・・まぁいいや。17時36分に出場。その直後、神姫バス姫路駅前行きがやって来た。これに乗り、17時41分、姫路駅前バス停に到着した。山陽電鉄三宮方面行に乗ろう。阪神梅田行き直通特急が待っていた。同列車は17時54分に発車。

135度線がホームを通る駅、人丸前駅に降りてみた。

18時25分、山陽明石駅到着。4番線に停車中の普通列車阪急三宮行に乗り込んだ。人丸前駅到着は18時27分。JR線側を見ると明石市立天文科学館があり、「日本標準時」を示す「J.S.T.M.」の文字が時計塔上部で光っている。この時計塔と人丸前駅ホームを東経135度線が通っていて、ホームにはそれを示す表示がある。つまり、ここに立てば正確な日本標準時が得られる・・・でも電波時計は関係ないか(アホ)。
とある本でこういう駅があるのを知ってここで一度列車から降りたんだが、風が結構強く寒いだけだった。
普通列車阪急三宮行が来た。やはり科学館が開いている時に来た方がいい。19時11分、新開地駅に到着。敢えて19時16分発阪急梅田行に乗り換えた。19時23分、阪急三宮駅到着。

インフィオラータ2006、3日だけ広がる花の絨毯を今日敷き詰める。

さて、北野通りで何かイベントをやるらしい。午後9時なんて中途半端だと思ったが、一応見に行くことにした。
20時48分発神戸市営地下鉄新神戸行に乗車することにした(神戸市営バスはどこへ行くかわからん)。20時50分新神戸駅到着。
インフィオラータ北野2006・・・夜店を出すイベントかと思っていたが、そうじゃなかった。北野坂を通行止めにして、花びらで巨大絵を描くイベントなのだ。
期間は2006年5月3日から5月5日まで。今日は設営準備の日で、午後9時から早速北野坂を通行止めもしくは一方通行にしていた。ホテルはこの近くなので、明日見に来ると面白そうだ。
食事は「龍虎」にて。ぴあ関西編集部・編「ぴあ街なび・神戸編」から近くの店を拾った。雰囲気は悪くなく、地元の人が明らかにここに来ていて安心できる。席数があまりないため混む時があるということと、風俗店の立ち並ぶ繁華街にあることを除けば優良店舗と言っていい。グレープフルーツチューハイ生絞り500円+中ビール500円+ラーメン650円+春巻850円で2500円。値段的にも量的にも食い過ぎだ。ラーメンのスープは豚骨を使っているがそんなにくどくないと感じる。春巻は具が多く、これ一品とビール一本で事足りる人もいるかもしれない。なお、大抵の人はラーメン+ビール500ml入り一本で事足りると思う。げふっ。


明日は今日できなかった神戸異人館巡りを楽しむことにする。10時までにチェックアウトし、帰りの時刻は16時前後を予定している。6時間で異人館巡りはできる。今回、灘の酒倉巡りはなし。