テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

名古屋遊覧バス、来年3月末で解散!

今日の中日新聞朝刊「経済面」に囲み記事で掲載されていた。


中日新聞Webサイトより
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20051110/ftu_____thk_____001.shtml


名古屋市内を遊覧観光する、あのバスである。
万博効果も少しはあったが、利用者の増加は一時的なもので、根本的な集客増には至らないという判断らしい。
万博後の来年以降はまた悪化する見込みだという。
「昨年度は八千人なんだって、知ってた?」


その上、債務超過は退職者の不補充や賃金カットなどで何とかしたものの、今度は排ガス規制で25台ものバスを新型にせねばならず、その費用を捻出できないと記事にはあった。
ディーゼル車排ガス規制は運輸業界に多大な影響を及ぼしてるからねぇ」


「新規ルートの開拓不足」も指摘されているが、しかしそれは同時に、
県外からも観光客が来るほど魅力のある観光施設は、名古屋市内にはない!
ということを指し示しているのではないか?


ヨルダンのホテルは爆破されるし。


万博って何だったんでしょう?


*追記:2009年12月29日
万博のアクセス用に建設されたリニモ東部丘陵線)も万博終了後は客ががた落ち。桃花台新交通は廃止、3社相乗りで始まった「日本初の専用軌道も走るバス」ゆとりーとラインに至っては、JRと名鉄が撤退し名古屋市交通局が単独で運営する路線になってしまった。愛知県の交通政策って何か妙にちぐはぐ……のような気がするんだけど気のせいか?