テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

南海貴志川線

今日放送のNHK「難問解決! ご近所の底力!」を見て驚いた人もいると思う。
こういうケースがあるのだ。
詳しくは「貴志川線の未来をつくる会」HP(http://kishigawa-sen.com/)にて。
面白いことになった。もし受け皿となる運営会社が決まって廃線回避が確定した場合、路線存廃問題を抱える全国の沿線自治体に一つの道を示すことになるだろう。


道路と鉄道が一部区間で並行に走っている。道路は片側1車線で踏み切り横断待ちの車で混雑。一方、鉄道は専用路線を走っているから、渋滞というものはない。スイスイと列車が単線を走って行く。これが今回廃線が決定した、南海貴志川線の一部区間で起きている現状だと、番組内では伝えられていた。
恐らく朝の通勤時間帯だろうと思うが、こんな道路をマイカーで抜けようとしても無理である。名古屋市内の渋滞よりはマシだが、廃線が確定したらいずれ同じ状況になることは目に見えている。南海貴志川線の今後がどうなるか、個人的に注目している。
再度掲示しておこう。「貴志川線の未来を作る会」公式HP
http://kishigawa-sen.com/


眠い。今日はここまでにしておく。特急「南風」駅衝突事故のその後とかあるんだけど。


追記:プロフィール欄を書き直した。


*追記:2009年12月28日
あれから4年以上経ち、貴志川線は和歌山電鉄となった。たま駅長とコンセプト列車編成という強力なアイテムが揃ったおかげで、完全に再生を果たした。もうそう言っていい。それどころか親会社である岡山電気軌道にまで、「たま駅長」をコンセプトとする編成が「出没する」状況になっている。いや、たま駅長ではないな。来年はたま「役員」に昇格されるのだから。


*追記:2013年4月9日
和歌山電鉄(旧南海貴志川線)は大盛況だそうである。それにしても、いいところに買い取られたと思う。何しろ2次元萌えキャラを自社内制作で作り上げてしまった会社だから。