テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

昨日、「NHKスペシャル」を半分だけ見ていた。

一度なってしまうと徐々に「正社員」から離れてしまう。

フリーターのまま工場で働く若者たちと、彼らを雇う請負会社。
あるフリーターが工場に就労し、担当する工程のリーダーを任された。工場での勤務経験が多い、それだけの理由で。遅れが出れば上司から怒られる。でも賃金は他のメンバーと同じ。
番組の最後でどういう結論が出されたのか、それは知らない。昔の私を思い出してしまったから。私も今の工場に入る前は、フリーターをずっとやっていた。でもフリーターの立場で任される仕事は、結局誰でもやれる仕事。そこで「技能」が身につくということはない。絶対にない! 他人に教える立場になっても、それで給料が上がるとか、そういうこともない。しかし何かあったら真っ先にクビ! マイナスばかりでプラスがない。こんな状況からは抜け出すに越したことはない。
ところがフリーターをずっとやっていると、「正社員としての就労経験がない」「使える技能を持たない」などという点で、どの企業も正社員として雇ってくれない。フリーターに逆戻り。そしてその最中に企業の面接を受ける。落ちる。スパイラル。止まらない。一度フリーターという道を選んだら、回りながら「正社員」から離れて行く。

どうすれば?

抜け出すには、資格を取る、それ以外はない。正社員としての就労経験がないんだから、資格を持っていることを武器にして面接時にアピールするしかない。
とりあえず何か、というなら、私が取った「フォークリフト運転技能者」を挙げておく。
資格「試験」のように見えるが、実は連続日程で行われる「講習」で、最後に学科と技能の試験がある。学科は講習をまじめに受けていればまず通る。実技に関しては、真剣にやれば楽に通る。大ドジで要領の悪い(と、今の会社でも時折言われているが)私でも、必死に教程をこなせばなんとか合格することができたから。詳細は各都道府県の労働局安全課へ聞けば分かる。教程内容等は以下を参考に。なお、講習にかかる費用は持っている免許、会社でフォークリフトを運転したことを証明してくれるか、そして各都道府県の教習機関により変わる。
参考:http://www.shikakude.com/sikakupaje/fokrift.html (資格の王道HPより、直リンク・・・)
講習費用が高いように見えるが、実際には「一生もの」の資格だから、取っておいて損ではないと思う。

追記(2013年4月9日)

資格ではありません、技術と経験が必要です。