「京都観光」=「私鉄をどれだけ利用するか」
はっきり言うと、洛東、洛中や洛南、つまり平安神宮、清水寺、東寺、東福寺、三十三間堂など、京都駅から1日で巡れそうなエリアへ向かう場合は私鉄など使う必要はない。「市バス専用1日乗車券」があればたいてい事足りる。ところがネットで情報をいろいろ集めると、それより遠くへ行こうと考えた場合、私鉄を使った方が確実になることが分かる。
○宇治(平等院方面)=JR奈良線・京阪宇治線(京阪本線経由・中書島経由)
○醍醐(醍醐寺・随心院方面)=京都市営地下鉄(醍醐駅)
○鞍馬(鞍馬寺・貴船・岩倉実相院方面)=叡山電鉄
○嵐山・北野(嵐山・仁和寺・竜安寺方面)=京福電鉄嵐山本線・(帷子ノ辻乗り換えで北野線)
○伏見(伏見稲荷・伏見の酒蔵方面)=JR奈良線・近鉄京都線(地下鉄烏丸線乗り入れ)・京阪本線
以上の通り、京都市郊外へ向かおうとすると、どうしても私鉄線を使うことになる。市内中心部で収めるか、それとも郊外へ向かうか、その目的によりフリー切符を使い分けた方が賢明である。