テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

青春18きっぷ+「何か」で北東北をとりあえず巡ってみた 〜4日目(事実上の最終日)

4日目は東北本線を南下、上野まで戻った。
北上駅を9時54分に出発し、一ノ関・小牛田・仙台・福島・郡山・黒磯の各駅で乗り換え、何とか上野駅に19時10分に辿りついた。時折雪が激しく降る中約9時間の移動で、改めて青春18きっぷは本当に「時刻表を見るのに慣れたテツ向け」なんだなと思った。


さて、旅行記録は本日付で終わりにする。本来なら上野駅のホームに停車中の急行「能登」及び特急「北陸」を撮影して画像を公開する予定だった。しかしそれらの列車は同じく上越線を経由する特急「あけぼの」、特急「日本海」や大阪発新潟行き急行「きたぐに」などと共に運休となってしまった。上下共に運休だから5日目(1月2日)早朝ホテルを出て上野駅に撮りにいくという目的も発生しない。一方、5日目(1月2日)は昼に東京を出て名古屋に帰ることにしており、特に立ち寄る用件もない。なので今日付けで当ブログ上での記録公開はおしまい。それよりも、ちょっと変わった「張り紙」を一ノ関駅でみかけたので、画像を公開しておく。

青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」に「振り替え輸送」の取り扱いはありません。


一ノ関駅で小牛田行き*1に乗り換えるためホームで待っていて、柱に張り出されていたから撮影した。見なきゃいけないのは一番最後の一文。
「(新幹線及び特急列車の振替輸送は致しませんのでご理解をお願い致します)」
列車が遅れた場合の有効期間延長や払い戻しはもちろん、「振替輸送」の対象からもこのきっぷは外されるのである。激安フリーきっぷを発売する条件てぇのは大体こんな取り扱いだから、その辺を理解せずに使うと駅でトラブルを起こすことになる。
だから、このフリーきっぷで行く時は旅行日において最新の時刻表を必ず持ち歩き、そして「絶対に金を余分に持っていく」。今回の北東北行きは6万円で全部やるつもりだったが、それ以外に3万円余分に持ち出した。そのくらいしないと安心して行って帰って来れないのだ。
特例で「特急に乗せてもらえた」という話があるが、よほど泣きついて土下座して……という光景が目に浮かぶ。このような張り紙が駅に掲示された以上、今後「振替輸送」を認める可能性はほぼゼロ。青春18きっぷをこれから使って遠出の旅を計画される方、金を余分に持ち、運休した区間は運賃と料金を払って新幹線他別の手段で行かねばならない、と考えておくこと。でないと途中で泣きます。

*1:本来なら仙台行きなのだがが松島〜線大寒区間運休となり小牛田止まりで運転、小牛田から別列車に接続した。