テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

太多線経由で多治見駅へ行ってみた。

本当は9月13日に書いているんだが、「さわやかウォーキング」に参加したその流れで行ったってことで。
美濃太田駅より太多線多治見行き普通に乗り込む。車両はキハ11系で「新潟鐵工所 平成元年」の銘板が先頭車前面に取り付けてあった。もう投入されてから20年目になるのか。

途中、向こうから同じキハ系の車両がやってきた。今乗ってきた列車と大差ないように見え、車両系列が違っていたとしてもこれではど素人目には全く区別がつかない。塗装が違っていると分かりやすいんだがなぁ。この後、どこにも降りず、多治見駅まで向かった。
非鉄道ファンからみれば、「何しに行ったの」と指摘する話だと思う。「とにかく乗りたかった」、ただそれだけである。名古屋からちょっと足を伸ばすだけで、始発駅はもう山間の町。プチトリップ気分でホームに向かえば、そこで待っているのは2両か3両の気動車。発車と共に床下から特有のエンジン音が響く。その音に耳を傾けつつ、単線をひたすら走る列車の窓から周囲の風景を楽しむ。次の到着駅を知らせる放送があって、そして数分もしないうちに減速される。駅に停まるとホームには年配の客が一人だけだったり、あるいは誰もいなかったり……。次の駅では何人降りて何人乗るのだろう。そう思わずにはいられない路線がこの太多線だったりする。
名古屋からだと中央本線経由の快速で多治見駅まで行けばいい。美濃太田駅へ着いたら旧太田宿の街道沿いを歩いてみるといいだろう。なお、JR名古屋駅から行く場合、行きを中央本線太多線経由、帰りを高山本線東海道本線経由として乗車券を購入しても、「青空フリーパス」の価格(大人2500円)より確か400円安くなると記憶している。そこら辺は市販の時刻表を見て、計算した上でどうするか決めてほしい。さて、太多線がらみの話はここまで。


多治見駅のホーム上からまず撮影してみた。やっぱりこういう風景を撮りたくなるよねぇ。機関車が向こう側に停まっているのが分かるだろうか。駅ホームからの撮影は既にMiG-29さんが8月30日に実行されているので、そっちを見ていただければ分かるかと。URLは以下に。

☆旅のスタイル☆「JR多治見駅に行ってきました」
http://blogs.yahoo.co.jp/hmnftn/20721826.html


仮駅舎を出て、多治見駅旧駅舎へ向かった。2階の自由通路だけが通れるようになっていて、ASTYも改札口があっただろうところも既に閉鎖されていた。相当大規模な改造になるらしい。そういえば駅舎も大改装されるとの話。多治見市って金持ちだなぁ。


新設された通路をホーム上から撮影してみた。既にホームから通路へ続く階段は出来上がりつつある*1。通路は幅が広く取られているような感じだった。平成22年度中の全面完成を目指しているというが、今後の工事の進捗度合いが気になるところである。で、秋には一部使えるようになるって本当か?

*1:一部、階段部分の内装を終えたところもあったような