テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

7000系定期運行最終日

列車番号1891。何だこの乗車率。


一度家に戻り、もう一度岩倉駅に来てみて愕然。両ホームの犬山寄り及び名古屋寄り、そして駅西ロータリーの公衆トイレ付近に「三脚の列」ができていた。さらに駅南側地下連絡通路の東側出入口付近に2、3名、西側歩道の看板のない側にも明らかにカメラを持った人がいた。子供連れ、非テツの「にわかテツ」、そして正真正銘のテツ……その場に200名近く居たような感じだった。さらにおまけというかお約束というか、
列車が遅れに遅れるという事態が発生。
原因は「布袋駅で急病人が発生した」からだが、これで後続の列車が全部遅れ、ホーム上で撮影待機する羽目に。寒い。何やってんだ俺。


特急が行き、普通が行き、そして運命の22時18分。定刻より約10分遅れで普通岩倉行きが2番線に入線した。車内は満員御礼。やはりこいつら……。カメラのシャッター音が何度も聞こえ、列車の減速と同時に一斉に葬式テツが動いた。列車は2番線に停止。そして扉が開くと同時に葬式テツが飛び出してきて我先にと……。あーっ、お前らが写しているのは先頭と最後尾の「特製記念系統板」か!

列車の記念系統板は外され、回送列車に変わった。後続の列車をやり過ごした後、その回送列車はその場にいた全員の拍手と歓声、そして多数のフラッシュを浴びながら、あのミュージックホーンを鳴らしつつ布袋方向に去っていった。


7000系がいなくなると、途端にほとんどの葬式テツは帰り支度。地元在住者はどのくらいいたんだろう? これぞ「連れてきて地元に何も金を落とさせず、そのまま連れて帰る」テツホイホイの真髄。


旅行に関する話は「memoir」にて。