テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

TDR外して東京一人旅・その1

お久しぶりだねー、快速「ムーンライトながら」。

前回:id:tetsumogura:20080315
もう一度書くけれど、GWの連休は10日。4月26日から5月5日まである。そしてこの日記をアップしている日は、その2日目なのだよ。え、うらやましい? その代わり1月から3月までの第2・第3土曜日、計6日出勤なのだがね。
まぁ、その話は置いておき、10日もうちでごろごろしているわけにはいかない。どこへ出かけようかと考えた末、もう一度東京へ行くことにした。ただ、前回のように中央本線を経由して東京まで行くルートは、今回は使わない。大阪〜長野間を結ぶ急行「ちくま」が運転されないからだ。急行がゆえのあの安さ(長野まででも急行料金1260円+指定席料金510円)だったから利用したが、残念である。
その代わり、快速「ムーンライトながら」指定席が行きも帰りも取れた。これで費用を安く抑えることができる。


今回、行かない施設。

まず、TDRはどちらにも(TDLもTDSも)行きません。この施設の感想(イベントを見た感想とか)が欲しい人は、他の人のブログを見てください。
次に、るるぶ東京遊び場ベストセレクト'08〜'09』(JTBパブリッシング)で、「編集部オススメ人気スポット50」に挙げられている50の施設。人気スポットは外すよ、ということ。ただし、

はもしかしたら行くかもしれない。また、「31・皇居」は後述する「平将門首塚」とセットで回る予定で、皇居東御苑の中を撮影しようと思っている。
あとは大宮の「鉄道博物館」。入場料に1000円取られる上、運転シミュレーターとかミニ鉄道とかHOゲージの鉄道模型ジオラマとか、実演系の展示にはものすごい人だかりや待ち行列ができるという話。旅行会社が主催するツアーにもここを立ち寄り先に入れているところがあって、そうなるとGWなんかものすごく(人が)多いだろうと思う。だから今回は外す。
秋葉原メイド喫茶」も外す。秋葉原自体には行く目的があって、「Mobile Gear?」の拡張メモリを探す予定。「SL-C760」の液晶ディスプレイと本体をつなぐフレキシブルコードも欲しかったが、予行演習としてばらしかけたら本体の裏側が外せない! 手順悪すぎなのは明らかなので、あきらめて金貯めてEeePC辺りでも買います。ぐすん。
そんなわけで、この続きに「行くところ」と「行くかもしれないところ」を書いておく。確実に外すところを先に決め、残りから選んで回ることにしたから、今回の旅行は無計画に近い……ていうか「無計画」だろ、これ。無計画だ、無計画確定。

奥多摩(行くところ1)

奥多摩観光協会HP http://www.okutama.gr.jp/
前回の日記では、「奥多摩へハイキングに行くつもり」と書き、「奥多摩観光協会」のHPも見ていると書いた。だが何か肝心なことを忘れている気がしてならなかった。そういえばガイドブックには奥多摩エリア(の観光施設)が載っていない。「るるぶ東京遊び場ベストセレクト’08〜’09(るるぶ情報版・首都圏3)」付属の地図を見た。思いだした。
……奥多摩といえば回りは山に囲まれ、標高1000メートル、2000メートル級の山が県境を中心にそびえる、非常に有名な登山エリアである。そして毎年遭難者が出て、不幸なことに死者も出ている場所。
そんなエリアが普通のガイドブックに載ってるわけねーだろ!
「自己ボケ突っ込み」レベルで止められてよかった。このまままともに調べずに行ったら、登山道に迷いこんで確実に遭難していた。そして新聞の社会面にこう書かれる。
「軽い気持ちで登山 奥多摩山中で30代男性死亡」OTZ。
そんなわけで、以下の2冊を買い、同観光協会のHPに掲載されている4つのコースをもう一度チェックした。

  • 『大人の遠足Book東日本1 日帰りウォーキング 関東周辺1』(JTBパブリッシング)
  • 山と高原地図23 2008年版 奥多摩』(昭文社

JR奥多摩駅発着となる「ふれあい森林浴コース」以外は「鳥居峠」と同レベルと見る。「大多摩ウォーキングトレイル」は青梅線古里(こり)駅から多摩川沿いに進み、鳩ノ巣渓谷を経由して白丸(しろまる)駅に向かうコース。だが寸庭橋(すにわばし)から鳩ノ巣駅へ向かう部分が、『日帰りウォーキング 関東周辺1』には「松ノ木尾根」と書いてあり、「急な登り」との注意書きもあった。念のため『山と高原地図』を開いて確認すると、案の定、御岳山(みたけさん)への登山ルートの一部だった。「奥多摩むかしみち」は旧青梅街道を歩くコースで、往復約2時間との記載があるがこれは天候によるだろう。「日原・稲村山森林浴コース」は西東京バス東日原・日原鍾乳洞行きで中日原バス停へ向かう。このバスは土曜・休日は東日原バス停止まりで中日原バス停までは数百メートル歩く必要がある。しかもこのコースの先は鷹ノ巣山(標高1736.6m)につながっている。これはいくらなんでも却下。
奥多摩むかしみち」・「ふれあい森林浴コース」・「大多摩ウォーキングトレイル」……難しい選択だ。だがここまで行くのだ。鳩ノ巣小橋付近の渓谷を見ておきたい。「大多摩ウォーキングトレイル」を選択しておく。まかり間違って登山ルートに入ることはないと思うが、念のためサバイバルシートにヘッドランプ、マップコンパス、非常食と水を持っていくことにする。今回買った2冊も必要だ。靴……う〜ん、底の厚い靴が必要だろう。スニーカーでは無理だから新調して履き慣らしておく必要があるか。金かかるなぁ、今回。

青梅(行くところ2)

ここも何とかしたい場所。古里駅へ戻ったらそのまま沢井駅へ向かう。「櫛かんざし美術館」とセットで「小澤酒造」へ寄ってみる予定だが、いきなり昼間から呑ん兵衛モードかよというツッコミは無用なのでご心配なく。酒蔵見学については、当日受付枠の空きがあれば申し込む。
さらに青梅にも立ち寄って、青梅赤塚不二夫会館と昭和レトロ商品博物館をセットで回る予定。両方合わせても入館料は700円にしかならない。

東池袋公園の「旧東京拘置所跡」石碑(行くところ3)

現在、東京拘置所は東京の小菅にある。しかしそれ以前は池袋にあった。そして移転した跡に建ったのが池袋サンシャインシティー(という話)。そのサンシャインシティーから見て北西側にある「東池袋公園」内に「旧東京拘置所」の石碑があるという。これはちょっと写真を撮影しておく。
そうそう、池袋といえば、東急ハンズ池袋店内に「ねこぶくろ」なる店があるそうだ。お台場のデックス東京ビーチ内にある某店舗より入場料が安く、猫が事情で買えない身には(ある意味)ありがたい。
あとはこの手の流れなら「葛西臨海水族園」に行くというのもある。品川サンシャイン国際水族館は入場料が高いから行かない。

皇居前の「将門塚」と皇居東御苑(行くところ4)

丸の内オフィスビル街の北側にあり、東京メトロ丸の内線・東西線・千代田線・半蔵門線及び都営三田線大手町駅いずれもC4もしくはC5出口から約50m。平将門の首が埋まっているとされ、戦後GHQがこの付近の土地を造成しようとして度重なる事故に見まわれた、とかいう伝説が残る。また、某有名お笑いコンビの一方がこの塚に蹴りか何かを加えたら、その後しばらく仕事が来なくなったという伝説もある。2、300mほど行くと皇居東御苑の「大手門入口」があり、セットで回ってみることにする。

旧新橋停車場と「銀座に残る唯一の鉄道踏切信号機」(行くところ5)

大宮の鉄道博物館に行かない代わりに、ここに行ってみることにする。JR新橋駅から徒歩圏内で、入館無料。建物を一回撮影してみたい。また、この近くに『日本の“珍々”踏切』(フミキリスト11/編・伊藤博康/監修・東邦出版)で紹介された「大都会にぽつんと踏切……」があるので、これも撮影する予定。

鎌倉(行くかもしれないところ1)

3日目に寄るつもりだが、やはり古都・鎌倉は外せない。前回は少ししか見ていないので、再度江ノ電に乗車し、併用軌道区間で途中下車してみようかと計画中。最近「出没! アド街ック天国」でこのエリアを取り上げていましたな。ま、どこまで巡れるかは当日のチェックアウト時刻次第。

参議院(行くかもしれないところ2)

これも「行くつもり」の場所。GWに参観受付をやっているかどうか分からないので、あくまでも「行くかも」の話。

鳩山会館(行くかもしれないところ3)

内閣総理大臣鳩山一郎邸。目白台の辺りなので、当日どうするかは気分次第w。

明治大学博物館(行くかもしれないところ4)

無料で入れる博物館だが、「刑事部門」で日本や諸外国の拷問・処刑具の複製を展示しているそうだ。ある意味興味が沸く。決して私はその手のマニアではないぞ。

目黒寄生虫館(行くかもしれないところ5)

世界で唯一の寄生虫博物館。各病状や予防法なども合わせて紹介しているそうだから、勉強のために行ってみる、つもり。
寄生虫」のプリントTシャツはやめておこうな、俺。


なお、現段階でどの順番で行くのかは全く考えてない。なにしろ東京及びその周辺地域って観光施設がかなり多い。さらにGWだからイベントが各所で行われるだろうし、もしかしたら観光施設はあまり回らないかもしれない。まぁ、「行くところ」に示したところは晴天続きなら行くので、行った後の感想などこのブログ上で公開する。期待しないでね。あ、誰もみてないか。

費用関連

今回は周遊きっぷ「東京ゾーン」を利用する。快速「ムーンライトながら」指定席が行きも帰りも取れたため、「東京ゾーン」側の出入口駅は東海道本線大船駅に決定。
ゆき券及びかえり券の経路は「名古屋市区間各駅〜大船」とし、営業キロは319.5キロ。「JTB時刻表」巻末の「鉄道の普通運賃表」より、基礎となる普通運賃は5250円。今回は東海道新幹線を利用しないから、ゆき券及びかえり券の値段は普通運賃から2割引となり、4200円となる。これにゾーン券の価格(4000円)を加え、合計は12200円。さらに購入済みの快速「ムーンライトながら」指定席券の値段(510円×2)を加え、13220円。あとは東京都区内を回るのに必要な、「東京メトロ都営地下鉄1日乗車券(1000円)」ぐらいか。これでJR名古屋駅出発後から同駅帰着までの全交通費をまかなう予定でいる。
一方、宿泊は東興ホテルで楽天トラベル経由のネット予約。1泊素泊まり5900円(税・サービス料込み)×2泊で11800円。実は朝食付きシングル禁煙ルームプランが7800円/1泊税込みだったので、ちょっと考えたのだ。いくら朝食がホテル内のレストランで和・洋食バイキングとはいえ、1900円……。食事は1回1500円に抑えたかったので、まー今回は金がないゆえの苦しい選択。ということで、食事は1食1500円として全9食分13500円。ここまでの合計は39520円。やはり5万円コースか。苦しいなぁ。しかし「奥多摩ウォーキング〜青梅中心部散策」と進むには半日必要なのは明らかだから、それ以外に東京観光をと考えると、やはり2泊3日でないと大変だ。そうなると食費もそれなりにいる。仕方ない。「最低5万円」で確定。