テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

発想の転換が必要ですから。

にわかテツが一人、何か変なことをやり始める。

http://d.hatena.ne.jp/tetsumogura/20070420/
http://d.hatena.ne.jp/tetsumogura/20070421/
以上の記述をご覧になられた方、まず絶対に
「何考えてるんだ、こいつ」と思われたに違いない。
きちんとまとめないとだめですねー、だめだめです。
(追記:この考え方をまともに使うと、「瀬戸の花嫁川舟流し」を見ることができません。2007年5月1日)

きっかけは、「吉備の国岡山フリーきっぷ」

4月8日。覚王山春祭りに行ったその帰りに、名古屋駅の「JR案内所」へ立ち寄りました。そこのラックにたまたまあった「岡山デスティネーションキャンペーン」。1冊ラックから取って、家に帰ってから内容を確認すると、「吉備の国岡山フリーきっぷ」と「岡山・倉敷ぐるりんきっぷ」の双方を、それも3月から売り出すと書いてあるんです。前者は岡山県内のJR線と井原鉄道線総社〜子守唱の里高屋、それに一部バス会社線も利用できるフリーきっぷ。後者は例の2004年に使ったあのフリーきっぷ。前者に後者のような「有効期間中何度入ってもいいよ」特典があれば……2日間用3500円で収まるかい!
それはともかく、パンフレットにはそれぞれの価格とフリー乗降区間の範囲、入館特典以外には何も書いてない。だいたい、何でこのパンフレットがここにある?
「発売がなきゃパンフレット置くわけないしな」
翌日、JR東海のホームページを閲覧してみると、ちゃんとPDFファイルの形で情報が公開されていて、JR東海管内で両方とも売っていると書いてある。しかし「吉備の国岡山フリーきっぷ」は単体では発売せず、フリー区間内の駅までの往復乗車券か旅行商品、特別企画乗車券を同時購入、あるいは提示する必要があると書いてあります。一方、「岡山・倉敷ぐるりんパス」については、往復乗車券・往復の新幹線特急券込みのきっぷ、「岡山・倉敷ぐるりんきっぷ」として発売すると書いてあり、名古屋市区間発は23000円(大人用)とのこと。特典内容やフリー乗降区間に違いは見られません。
う〜ん、前者が欲しいけれど、一人旅でこれを使うには、往復乗車券と一緒に買うしか選択肢がないのか。
割引乗車券になりそうなもの、なりそうなもの……。
まてよ、「岡山・倉敷ぐるりんきっぷ」は特別企画乗車券のはず。もしこのきっぷと「吉備の国岡山フリーきっぷ」を同時に入手できれば……。1、2日目を「吉備の国岡山フリーきっぷ」で回り、3日目に倉敷へ行って、あそことこことここと、あの場所へ行けば……。
でもこれは、どうかすると「虻蜂取らず」になりかねない?
(追記:なりかねない、どころか危うくすばらしきテツの世界をまともにやってしまうところでした。2007年3月ち1日)

というところまで、実は21日付日記の時点で進んでいたわけです。

2つのフリーきっぷ、同時購入は可能だった。が、やっぱりもったいない?

その後、念のためJR東海ツアーズの某支店で確認をとってもらい、「岡山・倉敷ぐるりんきっぷ」と「吉備の国岡山フリーきっぷ」の同時発券は可能、と教えてもらいました。案の定、係員から一言言われましたけどね。
「でも、ちょっともったいないですよねー」
確かにねー、ちょっともったいないですよねー。
でも、以下の場所に全部一度ずつ入ってしまったからねー。

これも今回こんな考えを持つことになった要因になっています。
でなきゃ、単独で使うよ、もったいないから。