テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

「周遊きっぷ」で四国一周を企てた。が・・・。

四国行き、無理。

GWが近づいてきた。
周遊きっぷに「四国ゾーン」があるから、四国辺りでも豪遊したいなぁ。
確か、高知か松山行の高速バスが、周遊きっぷの行き券や帰り券で利用できたと思ったが・・・。
そこまで考えた私は某旅行会社支店へ直行(笑)。
「オリーブ松山・高知号って満席ですか?」
高知行を指定し、その間に時刻表の巻末をめくる。使えるか、使えないか?
「あと2席です」
目的の情報を探し当てた私は、その場で「ありがとうございました」と頭を下げて出ていった。
そういえば、東名・名神の夜行バス「ドリーム号」しか使えないんだった!
サンライズ瀬戸」も名古屋通過なので無理。快速「ムーンライト高知・松山」も運転しないみたいだし。
あきらめました。orz

四国行は費用がかかる!

今回描いていたのは、3泊で四国を一周する行程だった。でも行きたいと思っただけで、実はまだ旅費の試算すらしていなかった。実際、旅費はどのくらい必要か? 特急料金等料金券部分が往復10000円、宿代(食事なし)が1泊8000円、食事が1回2000円かかるとすると、3泊4日の行程で1日目の朝食から最終日の夕食まできっちり払った場合、合わせて運賃とは別に58000円かかる。ここまでが固定費用。運賃部分はフリーきっぷを使うつもりだから、その値段により変わる。
まず、四国圏内で単独発売されるフリーきっぷを使う場合だ。対象は以下の5つ。

  • 四国フリーきっぷ 大人¥15700 有効3日
  • 四国再発見きっぷ 大人¥5500 有効5日
  • 四国グリーン紀行 大人¥20000 有効4日
  • バースデイきっぷ 大人¥10000 有効3日
  • 週末載り放題きっぷ 大人¥10000 有効1日

このうち、「四国再発見きっぷ」は普通列車しか使えないからアウト。「週末乗り放題きっぷ」は論外。「バースデイきっぷ」は誕生月じゃないので使えない。「四国フリーきっぷ」は3日有効なので今回の3泊日程では無理がある。
残るは「グリーン紀行」で、これと普通乗車券を組み合わせて考えると、
名古屋〜岡山〜児島〜宇多津 366.9+27.8+18.1=412.8キロ ¥6620
児島〜宇多津間には瀬戸大橋線+JR四国内の加算運賃130円がかかる。往復+加算運賃(往復)+フリーきっぷで33500円。先ほど書いた58000円を足すと91500円。
一方、周遊きっぷ「四国ゾーン」を使う場合は

  • 「行き券+かえり券+ゾーン券」

のセット販売になる。行き帰りは快速「ムーンライト高知・松山」どころか「サンライズ瀬戸」も使えないので、東海道新幹線を必然的に使うことになる。経路の営業キロが601キロ未満なので運賃から5%引き。基準額6620円に加算運賃130円を加え、0.95をかけて1円未満を切り捨て6410円。往復で12820円。周遊きっぷ「四国ゾーン」は12500円なので、計25320円。前述の費用分を足して83320円。
高いよー。( ToT )

結局「○○一周」は費用もかかる。

周遊きっぷ「仙台・松島ゾーン」を3度も使って南東北の旅をやった。
ストレートに行くと

  • 名古屋〜東京〜仙台 366.0+351.8=717.8 9870円

営業キロも601キロを越えるため、新幹線利用でも2割引でOK!
つまり、9870×0.8=7896円
1円未満切り捨てで7890円となり、往復+ゾーン券の合計で20080円で済んだ。これと比べるのはナンセンスだけど、
四国一周は金がかかる。
もうちょっと稼げてからにしようね。(^ ^;)