テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

4及び5のケースで逆の事例が記載されていない理由。

(おまけ)
パンフレットには、上記箇条書きの4及び5の逆が記載されていない。「定期券や回数券で乗車後、普通乗車券で降車する」ケースは実質上起こり得ない。
基本的に、名鉄線の普通乗車券は駅ではその駅から、駅旅行センターでは各駅から有効なものを発売する。有効期間は発売当日限り。ただし、特別車両券と同時購入の場合は他の駅から有効なものも発売し、1カ月前から発売する。この場合も有効期間は1日限り*1。一方、回数乗車券や定期乗車券で区間変更(券面の乗車区間と違う区間に変更する)の取り扱いはしない*2
つまり、定期券や回数券の区間外へ出掛けることを事前に計画し、特別車両券と普通乗車券を事前に同時購入する場合しか、4及び5の逆のケースはあり得ないというわけ。定期券や回数券で乗り越し清算をしても、車掌や自動精算機、窓口で発券されるのは「精算券」。もし事前に特急券と乗り越し区間分の発券を窓口で依頼した場合、恐らくこれも「精算券」扱いにするんだと思うが、本当にそんな事例を取り扱うことがあるのか、興味深いことではある。

*1:名鉄時刻表」p.552[普通乗車券]より

*2:同時刻表p.554[きっぷの変更・交換]より