テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

少女監禁事件

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/girl_confinement/
小林容疑者に「精神鑑定」など必要ありません。国選弁護人もいらない。本人は「刑務所に入るなら死んだ方がマシ」って言ってるのですから、望みどおり死刑にしてあげればいい。執行猶予はいりません。判決の翌日に有無を言わせず首をバッサリ切り落としてあげましょう。
「鑑定」して結果が「Yes」なら被害者の家族は泣きますよ。

「過激な内容のもの」ばかり持っていたという事実。

とんでもない男です。はい。
アダルトソフトを知っている人なら分かる通り、今のアダルトゲームソフトは「内容が過激なもの」と「そうでないもの」にはっきりと分けることができます。そしてその男が持っていた「凌辱系」とか「SM系」などと呼ばれる内容のアダルトゲームソフトは、前者に相当します。「過激なもの」ばかり持っていて、そしてやり込んでいたのです。しかし、ですよ?
 じゃあ、凌辱系アダルトゲームソフトをやり込んでいる奴は、みんな犯罪を犯すのでしょうか?
 答えは当然「No」に決まってます。性犯罪の増加率と、そういったゲームソフトの出荷本数との関連性は、こんな事件が起きてしまった以上、無いとは言い切れません。でも最近のアダルトゲームソフトでは、起動してすぐ「このゲームには暴力的なシーンが含まれており、実際に行うと犯罪行為になる」旨のメッセージが出ると思うんです。だいたい、ゲームの中で起きる出来事と現実の社会は違うって、もう再三何度もニュースで流れ、犯人も知っていたはずです。知ってなくて犯したなら社会復帰は困難、知っていて犯したなら「確信犯」です。
 少なくとも、こういう奴は「アダルトゲームソフトのユーザー」ではない。

恐いのは、「アダルトソフト」=「過激な表現ばかり」という、誤った認識。

先に説明した通り、今流通しているアダルトゲームソフトは「過激なもの」と「そうでないもの」の2種類に区別することができます。後者には「同級生」「下級生」シリーズ、「Piaキャロットへようこそ」シリーズ、あるいはマンガにもなった「Kanon」などがあります。恐いのは、「アダルトゲームソフト」がみんな「過激な表現内容」を持つのだと誤認識されること。彼らは自主基準を作って製作・販売し、表現についてもある程度の規制はかけていたはずです。が、これで業界団体に圧力がかかれば、大手以外は潰れます。「過激な表現」を持つものは当然、市場から姿を消します。

アダルトゲームソフトが「アングラ化」したら、もうとんでもないことになる。

今はインターネットでどんな情報も素早く知ることができる時代。その情報の中には、一般に市販されているゲームソフトよりももっと過激な内容を持つソフトや、それに関する情報ががあるはずです。ネット上では業界団体の規制など事実上及ばないのと同じですから、求める人が多ければ、開発した人は「もっと過激に」する。過激な内容へどんどん進んでいくわけです。そうなると、余計に今回のような犯罪が起きやすくなると思うんですが。
 今回はいくら何でも「臭いものには蓋をしろ」では済まないと考えるのです。