テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

SUNQパスで九州南部一巡り・第1日目

今度は小月〜下関間で引っかかった。

ルートが「新名神近畿道」経由から「東名阪>名阪国道>西名阪>近畿道」経由に変更されていることは前日付けで書いた。「道の駅伊賀」には10時32分ごろ、西名阪天理IC通過は23時36分ごろ、近畿道八尾料金所通過が24時ごろ(翌日午前0時)ごろと記憶している。そこから先も何とか記録しようとしたのだが、眠りに落ちてしまったため、何時にインターを経由したのか全く分からない。気づいた時には美祢JCT辺りを通過していた。
さて、この先本来なら壇ノ浦PAで休憩を取る、はずだったのだが、小月〜下関間事故等による渋滞のため王司PAで休憩を取った。PAを出て1分も経たないうちに渋滞に遭遇した。追い越し車線1車線が規制され、既に高速道路のサービスカーが到着していた。事故車は残念ながら窓の向こうで、走行車線側の席にいる私からは見えなかった。迂回した上に事故による渋滞に遭遇するとは、何ともツイてない。思うに、何で「ETC装着車は高速道路1000円」なんてやったんだろう、と。こんな調子だと「高速道路0円」orz冗談じゃねーぞ。
高速道路料金の話はともかく、バスは高速を降りて一般道をひた走る。小倉駅前バス停到着は7時19分。降りる人が少なく7時22分に発車した。名鉄バスの公式サイトでは、「どんたく号」の小倉駅前バス停到着時刻は6時35分*1小倉駅前バス停に到着した時点で約44分の遅れが発生している。さらにこの先、福岡IC付近での渋滞が発生しているとの情報があり、遅延はさらに拡大する見込み。天神BC到着は9時ごろとなるかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/tetsumogura/20090807/に書いた計画は9時「より前に確実に」天神BCに到着できる場合であり、小倉駅前バス停到着時点で44分もの遅れが発生しているなら、阿蘇へ行くのはもう無理だと判断すべきだ。博多駅前BC到着前だが、計画を変更する。阿蘇行き」は次の機会に行くことにして、今回は湯布院と別府を回ってみることにする。大分で1泊できるくらい「余裕」*2を作ることができたら、当初の計画を再実行し、「阿蘇」へ行こうと思う。今回は夜行バスを宿代わりにしたからなぁ。

そしてやっぱり渋滞は発生していた・・・以前の問題。

九州道66.6キロポストを通過した時だった。バスが左カーブを曲がる際、前方を走行するバスがハザードランプを点滅させているのが見えた。急に速度が落ち、67.7キロポスト付近のLED情報板に「ここで出よ 災害通行止め」と出ていた。ランプの流れが確かに悪い。ほとんどの車が出口へ向かわず、都市高速道方向へ向かっていた。8時22分、福岡IC通過。
福岡都市高速道路を走行中、念のため「阿蘇山火口規制情報*3で規制情報を確認した。すると、2009年8月9日8時34分現在、ガス発生のため全面規制が敷かれていて、火口まで登れないとのこと。行ける行けない以前の問題だったな。orz
8時42分か43分ごろに博多駅バスセンターに到着したと記憶している。発車は8時44分。天神バスセンターには8時57分に到着した。

「ゆふいん経由別府行き」で向かうは湯布院!

天神BC降車場から通路をぐるりと回りこむように歩き、同乗り場へ到着。急いで係員のいる窓口へ向かった。天神BCに着くまでの間に「楽バス」モバイルサイトで、9時10分発湯布院経由別府北浜行きの空席を確認している。西鉄バスとの共同運行便なので本数は多い。
バスは9時8分ごろ3番乗り場に到着した。亀の井バスの担当便で「2+2」の4列シートタイプだった。トイレがあるのでそこら辺は安心。座席券は降車時に回収するそうだ。
バスは定刻どおり発車。博多空港に立ち寄り、高速経由で湯布院駅BCに向かった。
バスは都市高速と九州道で渋滞に遭遇したものの、それ以外はスムーズに運行した。がしかし、大分自動車道九重ICを過ぎたところで渋滞に。流れが悪い。原因はなんと、霧による「湯布院IC〜別府IC」通行止め。それ以降も道の駅ゆふいん入り口で、さらにそこを出た一般道路も渋滞。むちゃくちゃだ。

11時57分に着いて、2時間ほどかけて由布院中心部を歩いて回った。地ビールは「ゆふの豊純(ウ゛アイツェン淡色)」と「由布院の森」を飲んだが、前者がうまい。
さて、14時30分発のバスを待ったが時間になってもやって来ない。係員に聞けば、一部の便は福岡発着の高速バスの運転手がそのまま担当していくそうで、道路の渋滞があるとその分遅れる。由布院駅前バスセンター発車便については、13時35分と14時30分の便が正常運行ができないそうだ。そういえば湯布院に来た時、乗ってきた便は50分以上遅れて到着したなぁ。
今回の14時30分発の便も15時2分発になってしまった。もうこれは致し方なし。これを承知の上でこの時期に実行したのだから。別府駅西口バス停には16時4分に到着した。

駅前に「泊まれる公衆浴場」?

別府駅西口から東口へ移動し、観光案内所で大分行きのバス便を聞いた。あるにはあるが、駅前よりも北浜バスセンターからのほうが多いそうだ。それが分かればあとは別府温泉につかるだけ。
そんなわけで東口から移動してすぐ、「駅前高等温泉」を見つけた。「高等」・・・普通の公衆浴場かと思って一度は通り過ぎたが、やっぱり気になって入ってみることにした。
「高等」の意味は中身の違いだった。つまり、ロッカーの有無、浴場に備え付けの石鹸があるかどうか、そして湯舟は一つか二つか*4が違うのだ。しかしそれ以上に驚いたのは、この施設が駅前町自治会の運営で、従業員を雇って三交代制で維持しているということだった。
休憩2時間込み300円。

竹瓦温泉

大分のガイドブックにはほぼ間違いなく登場するだろう公衆温泉。泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉。湯温を42度に保つため加水しているが、加温や循環はしていない。大人一人100円。ただ、備え付けの石鹸等はないので要注意。
竹瓦温泉を出て、海のある方向へ歩いた。別府北浜バス停はすぐに見つけることができたが、肝心のバスが18時台は3本しかない。空港送迎バスも同バス停は降車専用で乗車不可。結局10時40分発別府駅前行きまで待つことになった。

大分七夕祭りはもっと盛りあがるようなイベントを、最後まで!

その別府駅前行きバスを竹町バス停で降りた。右を見ていたら車窓に七夕の飾りつけが見えたからだ。小雨が降り注ぐ中、アーケードへと向かう。
大分市民ならよくご存知のはず。「大分七夕祭り」最終日に行ったのだ。花火大会が順延(10日に開催)となったのは残念だが、大分市民がいかに盛り「下げよう」としているかよく分かったから・・・w。大分市民は商店街に「もっと盛りあがるようなイベントを最後まで」と言うべきだな。でなければ9日まで3日間もやる必要はどこにもない。

七夕祭りの飾り付けを見た後は、ネットカフェに行ったり、駅のラーメン屋で飯を食ったりしていた。そうそう、一部で有名になっている「九州綜合時間表」の最新号をアーケード街の某書店で入手した。これであと3日は比較的楽に「バス路線」を使いこなせるかなと思う。
トキハ前高速バスのり場に戻ってくると、高速バス発券窓口はもう閉まっていた。男性一人が応対していて、あとは警備員と今宵の「旅人」が2、30人ほどいただけ*5だった。
バスは23時6分に発車。小雨降りしきる中を乗務員が一人で運転していく。なお、本日の「トロピカル号」は半分近く席が空いていて、1台だけでの運行だったことを付け加えておく。


それでは今日の更新はここまで。明朝はバス到着後、桜島行きの船に乗った後から再開する。

*1:公式サイト:http://www.meitetsu-bus.co.jp/highway/fukuoka/index.html

*2:金銭とか時間とか

*3:http://www.aso.ne.jp/~volcano/:携帯電話・PDAhttp://www.aso.ne.jp/~volcano/i/

*4:高等温泉は湯温が違う

*5:実はもう2人いたのだが・・・あえて無視。