テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

[新幹線利用不可]山口周遊3泊5日・本編その4

前置きw

id:tetsumogura:20071125
id:tetsumogura:20071129
まで暴走して、
id:tetsumogura:20071130
で行程表は確定。あ、あの、読み飛ばさないでね(T^T)。
今回の旅行記録のタイトルは
「[新幹線利用不可]山口周遊3泊5日」
に決定。
このブログの各記事タイトルも今回より変更しますのでよろしく。

なぜ「新幹線」は今回に限り使えない?

確定した行程表の第1日目に相当する部分を掲示する。

(第1日目)
名古屋22:47(はやぶさもしくは富士)7:33新山口
新山口7:52(普通/649D)8:17山口
山口市内観光」
山口10:56(SL津和野稲成3号)12:35津和野
「津和野町内観光」
津和野16:45(2550D)18:32新山口

この行程では、寝台特急はやぶさ・富士」が新山口に7時33分に停車することを利用して、山口市内観光の時間を捻出している。そう長くは取れないものの、それでも山口駅到着後「SL津和野稲成3号」の出発時刻まで2時間39分もある。実業之日本社刊「ブルーガイドてくてく歩き19/萩・津和野・松江・石見銀山」によれば、山口駅から瑠璃光寺まで歩きで45分はかかるそうだが。しかし山口駅到着と瑠璃光寺の間を歩いて往復して1時間30分を費やしても、まだ1時間は残る計算なのだ。
これが新幹線を使うとなると、この行程表のままでは無理。名古屋駅発の1番列車を利用して、それでも山口での滞在時間は1時間22分しか取れない。「はやぶさ・富士」を利用した時の約半分だ。

(サンプル:名古屋発)
名古屋6:19(のぞみ59号)9:05新山口
新山口9:11(普通/653D)9:34山口
山口10:56(SL津和野稲成3号)12:35津和野

ちなみに、名古屋発で新山口駅到着が次に早いのは6時54分発ひかり391号で、新山口着は9時59分。この列車を使い「SL津和野稲成3号」に乗車するつもりなら、山口市内観光は夜やることになる。瑠璃光寺はライトアップされるので問題ないが、せっかくなら昼間に見たい。これが、高くなるのを承知の上で往路に寝台特急はやぶさ・富士」を使う理由である。


ついでに語っておくか。
朝日新聞でいつぞやか出ていた「乗車率21%」という数字は、あくまでも「年間の平均値」である。確かに平均21%なら運行に関して何等かの手を打たねばならない。しかし実際には盆や正月、ゴールデンウィークなどにおいて、全席の21%以上が埋まる日はまだあるはずだ。ならば臨時特急に格下げして運行するという手も実は取れる。あるいは、「寝台夜行特急ってこういう列車なんですよ」ってキャンペーンを打てば、少しは乗車率が上がるかもしれない。「万策尽きました」にはまだ早すぎるのではないだろうか?
もう一つ、その対抗であるとされる航空機や高速バスに関しても、実際には万能ではないことも指摘しておきたい。航空機を利用する場合、寝台特急利用時の運賃及び料金の合計額より安くなる時期は限定される。これは皆さんも周知の通りだ。高速バスに関しても、東京・品川・新宿各バスターミナルから九州方面へ向かうバスは、新宿−福岡間の「はかた号」(京王電鉄バス西日本鉄道)しか今のところないはずである。もちろん、名古屋や京都、大阪発なら確かに九州行きの便は出てるし、価格も安い(京都−長崎間高速バス[おらんだ号]:片道11300円、京都−長崎間寝台特急「あかつき」:20580円)。しかし、東京方面からこれらのバスに乗ろうとすると別途運賃や料金がかかるし、もともと高速バスはいわばお約束的な「欠点」を2つ合わせ持つ。一つは「事故や自然渋滞による遅延の確率が寝台特急より高くなる」、もう一つは「増車手配した車両は普通の観光バスになる可能性が高い」ということ。後者に関して、私は長崎新地バスターミナル発「グラバー号」で経験済み。前者に関しても、東京へ旅行しに行った際に使った「ドリームなごや号」で、磐田IC付近だったと思うが事故による通行止めに巻き込まれ、そのまま翌朝を迎えて静岡駅で降ろされた記憶がある。多客期に両方食らったらたまったものではない。いくら何でも確率は低いと思うけれど。
JRグループは寝台特急の乗車率改善について対策を何もしていない。「寝台特急と高速バス・航空便」との違いをグループ発足以降、キャンペーンとして押し出してはいないし、旅行会社にも売り込んではいない(北斗星トワイライトエクスプレス日本海、あたりならよくパンフレットに登場するけれど)。じゃあ寝台料金値下げを考えるかというと、それもしない。
「費用対効果に全く見合わないから、東海道山陽本線経由の寝台特急列車は全廃」
ならば、今まで何をしてきたんですかとグループ各社の担当部課長及び経営陣に聞いてみたい。たっぷりねっちり10年かけて。

はやぶさ・富士」ソロ及び「SL津和野稲成3号」指定席確保!

ということで、そういうことであるw。
あー、簡単に取れましたね。あのニュースがあってから、ソロの確保は難しいかと思ったけれど。言っておきますが、何号車の何番席が取れたのかは絶対公表しません。……ん、奇数番って上だった気が。いや、「列車編成席番表’07夏秋」を見たら下だった。まぁ、いいか。SL津和野稲成3号に関しても、この席なら前よりの方じゃないかと思う。わはは、分かる人には分かるかも。
さて、あとは宿泊先だけだね。昨日ネット上で調べたら萩市内の宿はともかく、新山口(旧・小郡)駅前のビジネスホテルは空いていそうな感じだった。下関駅付近のホテルもたぶん大丈夫だろう、と思うけどなぁ。

観光施設休館日の修正

調べたら、下関市長府地区にある施設の多くが年末年始は休館になることが分かった。先に出した「観光施設休館に関する表」について、長府・下関・唐戸地区のみ今回は修正。

地域 概略 いつから行くべきか
長府 唐戸よりも山口寄り。下関市立長府博物館の休館日が怪しい。それ以外は無休が多く助かる。残念ながら、長府地区内の主だった観光施設は冬期休業に入る。詳細はhttp://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/time_l/eigyo/index.html。長府毛利邸・長府博物館・長府庭園は1月4日まで休みだから、忌宮神社(いみのみやじんじゃ)・乃木神社・菅家長屋門を見た後、古江小路を歩いて見てから唐戸へ向かうことにしよう。 年末年始休館・休業のところが多い
下関・唐戸 1地区にまとめたが2キロ以上離れている。下関市街には海峡ゆめタワーぐらいしかなさそうで、下関泊・見るのは唐戸というのが正論? 観光施設は無休が多いが、市立美術館は年末年始も月曜休館だけ? 唐戸市場のセリは年始の休みで見れないだろうけれど、カモンワーフでの飲食は無休なのでレストランでフク料理といきたい。唐戸市場の休業は案の定、4日までだった。下関から先に回っていたら、どこも見れず食えずになるところだった。あ、カモンワーフは無休なので食うには困らないか。旧下関英国領事館や日清講和記念館が1月4日から開館するので、長府地区から戻ったらそちらを回って土産物をカモンワーフで仕入れるとするか。休業日の詳細は長府地区と同じく、http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/time_l/eigyo/index.htmlから。 年末年始休館・休業のところが多い

まー、こんなもんだよなぁ。