テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

曼陀羅寺

正式には日輪山曼陀羅寺。正堂は重要文化財。25年毎に、秘宝曼陀羅図が大開帳される。この曼陀羅図は、中将姫が現世を憂い、極楽浄土がこの目で見られたらと願った所、阿弥陀如来観音菩薩が織女となって姫を助け、それにより完成したと伝えられている。てっきり、曼陀羅堂内で開帳されているあの図がそうだと思っていたが、実はあれは写しで、今年だと思っていた大開帳は去年だったそうだ。一度「今年」と書いて公開してしまったが申し訳ない。m(_ _)m 今度はつまり24年後?ということになる。 たぶん時期になったら情報が出てくるだろう。なお、曼陀羅堂天井は彩色絵がはめ込まれた格子天井。拝観料は本堂、曼陀羅堂、宝物拝観のセットで300円。
それよりも、非常に珍しい掛け軸が展示されていた。「小野小町九相図」と言い、小野小町が死んでから野にさらされ、その体が朽ちていくまでを示したものだ。貴賎に関係なく、人は死すれば土に帰る、ということ。
さて、曼陀羅寺といえば藤棚。今ちょうど藤棚の再生中で、「棚にいっぱいの藤の花」は見ることができない。でもそれでも、きっと来れば分かる。
江南駅から是非とも2キロ歩いてきてくれ。私は今日は原付バイク。



これが江南曼陀羅寺の藤の花。左側が気になる人は、来なさい。