テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

大高の酒蔵巡り

JR東海道本線経由、金山駅11時50分発普通豊橋行きに乗りました。大高着11時59分。家族連れがいるのはなぜだ、と思ったら、公園へ行く人だった。
しかし、12時現地着でまた人がいる。これが普段通りなのか?

神の井酒造

JR大高駅から近い方に神の井酒造があります。
ここの蔵元で杜氏をしている方がブログを開設されているのは、当ブログでも紹介した通りです。今年は醸造タンク内部の公開がありました。
「よっしの酒蔵日誌」 http://blogs.dion.ne.jp/hirosugi/
案内が終わった後に、ブログで書かれていた醸造前糖類添加酒」「ノンアル添糖添酒」(注:変な書き方をすると誤解を招くので)についてお尋ねしたところ、もう少し経てばしぼりに入るとのこと。糖類を添加するため、いわば「しゃびしゃび」の状態になるそうで、でもおもしろいものになりそうとも言っておられました。もしこのお酒のしぼりがあれば、何等かの形でブログに報告が出るでしょう。市販があれば一回呑んでみたいですね。
さて、今年は取れるか、新酒鑑評会金賞!?

山盛酒造

今回の酒蔵公開の主催蔵元です。ここに独自銘柄の醸造を依頼している「奈留美の会」がバックアップし、神の井酒造も同時に開いているという形です。
さて、今年はここも醸造タンクの公開を行いました。「来てもらうのに公開しないというのはどうも……」と感じられたようで、底上げをしないタンクにわざわざ仕込んで公開。考えましたね。

今日手に入れたお酒と共通事項。

画像左は山盛酒造「鷹の夢 純米吟醸しぼりたて」、720ml入り1800円、度数は17度以上18度未満。右は神の井酒造「神の井 しぼりたて活性原酒」、本醸造で720ml入り1450円、度数は19度以上20度未満。特に右は、絶対この酒蔵公開日にしか出されない、火入れを一切しない白おり酒です。呑む際には穴を指でふさぎ、軽く振って混ぜます。度数もさることながら独特の酸味があって、私みたいに「これでないと」という人は結構多いらしいです。買いたい人は12時までがリミット。それを過ぎるとない場合があります。

大高の酒蔵公開について

さて、この酒蔵公開ですが、毎年2月第4日曜日の開催です。

時間

10時から15時まで。

最寄り駅

JR東海道本線大高駅名鉄から市バスを乗り継いで来ることもできますが、時間がそれなりにかかるのでお勧めしません。やるなら帰りにしてください。
イベント当日は、現地へ向かう案内板が電柱などに掛かるから、それを参考に進めば両酒蔵共に行くことができます。まぁ、歩いている人がいるだろうから、道に迷う心配はないと思います。

情報について

よっしさんのブログを参考にすると確実でしょう。また、当日山盛酒造へ行った際に受付で住所と名前を書くと、翌年の酒蔵公開の時、事前に案内状が届きます。それ以外のダイレクトメールは一切届いていないのでご安心を。

試飲

両蔵元ともにあります。神の井酒造の方が種類は多いのですが、山盛酒造の方は「純米吟醸の原酒」(画像の左側に写る瓶)があるので、飲み比べるのが正解。

販売

上記の通り、あります。
価格が上のクラスは「大吟醸 あらばしり」(神の井酒造)などがありますが、720ml入り概ね一瓶2000円前後。価格としてはこんなものです。

その他

価格の安い「神の井 しぼりたて生原酒」(1150円)や「鷹の夢 本醸造しぼりたて原酒」(1200円)もお勧め。グラス等持参の上、これを持ってどこかで酒盛りするのも悪くないですね。しかし呑める場所がこの近くにはありません(-_-;。山盛酒造に設けられた飲食スペースは、恐らくいつも満杯になっているでしょう。「大高城跡」で呑んでいる人達もいましたが、私は「自己責任でよろしく」と言うだけにしておきます。呑むならマナーを守って、ゴミは持ち帰ってくださいね。


最後に。
大高という市街地の仲で作られる酒。
うまいかまずいかはぜひ来年、ご自身の舌で確かめてください。