年末年始に「岡山・倉敷ぐるりんきっぷ」使用・・・無謀すぎ?
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割引特典付フリーきっぷは年末年始に特に弱い。
さて。
2005年12月30日から2006年1月1日までと計画を立てた前回。
パンフレットには入場券がセットになる15の施設の、今期の休館日も書いてある。
ところが、上記日程で当切符を使用した場合、休館・休園で入場できない施設が結構多いことが分かった。
そううまいこと行くはずがない。
・・・本当にお得なのか?
疑念が沸いた以上、調べるに越したことはない。
15施設全部の料金を調べ、その上で同きっぷのパンフレットより休館日をチェックし、入館できる分の料金合計を割り出すことにする。以降のリストがその結果だ。
- 各リストは「施設名」「パンフレット記載の休館日」「大人1名の通常料金」の順。
取り消し線を引いた施設は上記日程中に1度も利用できない。- (休館日は平成17年12月〜平成18年1月までの分。年号省略)
なお、料金は以下のホームページより調べた。
岡山県観光連盟「晴れの国岡山・観光情報」
http://www.optic.or.jp/HarenokuniOkayama/index.html
大原美術館・児島虎次郎記念館 http://www.ohara.or.jp/200505/jp/menu.html
倉紡記念館・アイビー学館(倉敷アイビースクエア内) http://www.ivysquare.co.jp/
鷲羽ハイランドホテル http://www.hailand.co.jp/
「博物館・美術館リンク集」(岡山市 企画局 情報政策部 情報政策課 製作)
http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/link/index.html
(当然、http://www.city.okayama.okayama.jpも挙げとかないとなぁ。)
今回の日程で入場・入館可能な施設一覧及び大人料金
- 倉敷地区
- 倉敷チボリ公園(全日程で入園可能。休園は1/16〜1/31)¥2000
- 大原美術館(1/1のみ入館可能。月曜と12/27〜12/31は休館)¥1000
児島虎次郎記念館(12/27〜1/1は休館)¥500大橋家住宅(12/28〜1/3は休館)¥500- 倉紡記念館(全日程で入場可能。1/23〜25は休館)¥350
- アイビー学館(全日程で入場可能。1/23〜25は休館)(倉紡記念館と2館共通券)
倉敷貯金箱博物館(12/31〜1/2は休館)¥100- 日本郷土玩具館(12/30・31両日入館可能。2006.1/1のみ休館)¥500
- いがらしゆみこ美術館(無休のため全日程で入館可能)¥600
- 計5550円中、4450円お得
- 岡山地区
- 児島地区
- 合計 10245円中、8545円お得。
鷲羽山ハイランドを抜いても約6000円の得となる。
1日目に倉敷を巡れるだけ巡る。2日目に児島地区と倉敷地区の残り。3日目に岡山。
これで何とかなるだろ?
運賃部分はいくらだ?
とりあえず、まともに現地で買うより安くなることは大体分かった。
ではフリーきっぷとしてはどれだけお得なのか?
JTB時刻表10月号及び以下のリンクから運賃部分を出してみる。
岡山電気軌道 http://www.okayama-kido.co.jp/
児島商工会議所ホームページより ttp://www.kojima-cci.or.jp/kaigishoosirase/simoden.html
トラベル@nifty ttp://travel.nifty.com/cs/catalog/travel_595/catalog_33001100_1.htm
- のぞみ「名古屋〜倉敷」間通常期 (運賃6300+料金4890)×2=22380円
- 循環バスとこはい号1日乗車券=500円
- 鷲羽山夕景鑑賞バス=500円
- 瀬戸大橋周遊観光船=1550円
- 下電バス倉敷〜鷲羽山間=860円×往復=1320円
- 児島駅〜下津井間=310円×往復=620円
- 岡山電気軌道1日乗車券=500円(軌道線のみなら300円?)
困ったことに、岡山電気軌道1日乗車券は効力が岡電バスの指定区間まで及ぶ。パンフレットでは、岡電バス部分はフリー乗降区間の対象とは明記されていない。一応300円で計算する。
- 合計 27170円