テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

万博開幕目前

天候は晴れ時々曇り、名古屋の予想最高気温は8度。風が強いかな?
いろんな課題が出ましたね。

  1. 会場までのアクセス
    • リニモは重量オーバーを検知すると運転できず、これで運転に遅れが出た。問題は異常時の係員の対応。24日(23日?)にも何かトラブルを起こしてたような・・・。
    • 無料シャトルバスは指定区域の駐車場利用客が対象で、それらの駐車場が満車となると、車で来てもそこから移動する方法がなくなる。
    • 混雑緩和のための快速エキスポシャトルの定員より、リニモの定員の方が明らかに低い。これは地下鉄からの乗り継ぎでも同じ。藤が丘、万博八草両駅で乗り換え待ちの行列発生。(毎度のことながらid:dechidon:20050324を参照のこと)
    • リニモでさばき切れない場合のシャトルバス運行を決めたようだが、これも「急遽」対応で、やっぱりドタバタ。それにマイカー規制を行っても「観光バス規制」はしてないし、できないでしょ? 道路はどうなるか? 事故で渋滞しないか心配です。
  2. 会場に着いたら
    • 弁当、ペットボトル飲料など、持ち込み禁止になるものが多い。捨てさせられるかロッカーに入れるか、会場の外で食うか?
    • 金属探知機も使う関係上、手荷物検査のところで混雑する。引っ掛かったら客と揉めるだろうな。
  3. 会場内では
    • 観覧整理券を午前中の1回だけで配っていたところが、急遽「観覧整理券を午前・午後の2回に分けて配る」と言った。どこかは言わんが、明らかに「ドタバタ」である。しかし、その整理券配布時間に配布場所に来れなかったり、来ても既に枚数を配り終えていた場合、会場に来た意味そのものが失われる。
    • ネットで観覧予約を受け付けるパビリオンがあるが、受付のためのシステムは停止するし、だいたいインターネット接続環境がそろっていなければどうしようもない。
    • 食事は一度に数千人程度しかありつくことができず、それなのに弁当、ペットボトル飲料などは原則持ち込み禁止。持って入れるのは菓子パン類かお菓子、食物アレルギーなどで特定の食品がだめな場合の食事、それと児童生徒などが学校行事などでくる場合の食事など。でも中で捨てる場所は・・・ないみたい。
    • パビリオンは常設がメインで、中のプログラムが時期によって変わるということは無さそう。となると、一度見たパビリオンにもう一度入る客はまず考えられず、客足は会期末に近づくほど、徐々に鈍ってくると予想できる。ただ、数十万人分の入場券を既に売りさばいているので、たぶんそう目に見えるほど落ちることはない。
  4. ささしまサテライト会場
    • 「Zepp Nagoya」開場は褒めてよろしいが、万博の開催期間中だけ開かれる各催し物に共通して使える割引券が、見る限りどこからも出ていない。私が知らないだけか?


まだなんかありそうだ。問題山積み、見切り発車で、終わってみれば「何のためにやったの?」なんて事にならなきゃいいんだけど。
失敗したらもう目も当てられない。
日本で開ける国際的な博覧会は、もう花がらみ以外なくなってしまうかも。


*追記(2013年4月9日)
その通りになりました(名古屋オワッタ)。