テツモグラはいつももがいてます

はてなダイアリー「鉄道旅行とは巡ること」からの移行ブログです。鉄道を含む交通機関関連がメインだけれど実際には雑多ネタ。

1日目:長野へ向かい、戻って姨捨の風景を。甲府から三鷹、千葉へ

前日の「ちくま」後半から

名古屋0:12(ちくま)5:33長野

まずはあのスノーボーダー、それから登山客は「ムーンライト信州」白馬行に乗り込んでいった。そういえば北アルプスの登山シーズンだ。ボーダーは白馬か。先を続ける。
塩尻を経由し、篠ノ井線に入った「ちくま」は、まだ夜も明けきらない漆黒のどこかを駆け抜ける。どこだ? そう思っているうちにトンネルに入り、出た途端に視界が開けた。街の明かりが星をちりばめたように光る。しかしここがどこなのか、まだ分からなかった。右に大きくカーブしながら降りて、ようやくあそこが姨捨付近と気づいた。しかしもう遅い。戻る時は眠らないようにしようと思った。そうこうしているうちに、「ちくま」は長野に到着。
長野駅に着いたものの、塩尻へ戻る列車、447M松本行が来るまで何もすることがない。善光寺は閉まっているし、時間がない。ならば、と善光寺参道沿いにある刈萱山西光寺へ向かった。5:55、着いたが門は閉まっている。だが幸いなことに賽銭箱が向かって右手にあった。賽銭をほうり込んでお参り、した気分になる。
長野駅に戻って列車の到着を待つ。6:25、松本行普通電車447Mが入線。停車し、ドアが開く・・・? ほんの少し扉に隙間が開いただけだった。開閉ボタンは見当たらない。荷物を抱え扉に向かおうとすると、40代とおぼしき女性客が片方の扉を手で開けていた。手動式か!


長野6:37(447M)7:55松本


予定どおりというか・・・。まずはこの列車で向かうは姨捨。到着してようやくここがよく「鉄道写真」の景色になっているか分かった。スイッチバックだったのだ。しかも姨捨駅は長野寄りの引上線にある。道理で「ちくま」は素通りしたはずだ。列車は雪の降る中、一度松本方向の待避線に入る。すると入れ違いの列車が松本方面からやってきて、それと並んで後進で入線。その後、先に長野方面行きが発車し、先ほどの待避線に入ってから長野方面に向け発車する。それから447Mが松本に向け発車。

松本から甲府経由、そして宿泊先の千葉へ。

松本7:58(スーパーあずさ6)9:12甲府甲府12:27(かいじ110)13:52(51?)三鷹
三鷹14:39(中央線快速1456T?)15:01御茶ノ水
御茶ノ水15:06(1464B・総武各停)15:15錦糸町
15:27(1303F?・エアポート成田)15:57千葉


松本発のスーパーあずさは初めての乗車。3時間で昼食確保、土産確保、そしてちょっとだけ観光。11:31に甲府舞鶴城(跡?)を見に行ったから、余計に遅くなっている。
これから三鷹で、美術館でも見学して・・・何か忘れている。「かいじ110号」で三鷹まで行き、駅前すぐの「三鷹市美術ギャラリー」へ向かって、思い出した。年末だ。休みだ。orz大馬鹿者。
こういう時はさっさと千葉のホテルへ向かうに限る。ところが三鷹で乗車するはずの快速は「スーパーあずさ」の遅れをまともに受け、5分近い遅れで発車。さらに新宿で夕方のラッシュアワー遭遇! 痛い、新宿で降りるべきだった。山手線で東京へ向かい、そこから総武線快速で向かっても・・・混雑は一緒か。御茶ノ水で客をかき分けて出て来たが、名古屋とはやっぱり勝手が違う。「MYLINE 東京時刻表」を甲府で手にいれておいてよかった。
さて、御茶ノ水総武線各停列車で抜けることにする。中央線快速とは違い、車内はそう混んではいない。錦糸町到着前に車内放送で「快速に乗れる」とあったので、12分待ってそちらに乗車。チェックインは16時を回っていた。


最後に周遊きっぷ4000円分のうち、ここまでどのくらい使えたか?
運賃:
高尾>三鷹         29.0キロ  450円
三鷹>(御茶ノ水経由)千葉 60.2キロ 1050円
計                    1500円

料金:「かいじ110号」の自由席特急料金
甲府三鷹」と「甲府〜八王子」との差   400円

合計                   1900円
三鷹〜千葉間は特定運賃に引っ掛かってないと思うけれど。
18時を回った。夜もフリーきっぷは使わなきゃだめ。これ、鉄道ファンなら常識ですな。どのくらい使えたかは後程。